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剣を持つ者

[ツルギヲモツモノ]

大陸戦争の時に現れた23体の魔の者のひとり。伝説の悪魔である魔風の右手を体に埋め込んでいる。純粋に剣の道を追及しており、自身を剣を持つ王の生まれ変わりだと信じていた。

能力

封じられた右手の力により剣に火、水、雷などの力を付与することが出来る。しかし、本人はその力を使うことは卑怯だと考えていて、ほとんどの場合その力を利用することはなかった。
魔風の力を用いない自身の力だけでも十分な強さを発揮し、剣を持つ王が持っていたといわれる真の剣の力を具現化することが出来たという。しかし、この力を使って戦うに値する者にはなかなか出会えなかったため、実際に使われることはほとんどなかったという。

晦冥期

永遠の修練者とも呼ばれた剣を持つ王の自身が生まれ変わりであることを疑うことなく信じていて、基本的に世の中の全ての出来事が修練であると考えていた。降りかかる全てのものを受け入れ、乗り越えることが自分に課せられていると思っていたため、魔風の力を封じ込めるために選ばれたことも、氷の城に封印されてしまったことも何の疑問も持たず受け入れ、それに抗うこともなかった。

大陸戦争

封印が解かれてからもその考えに変化は無く純粋に剣の道を極めようと精進を重ねた。この純粋な思いは、純粋であるがゆえに単純であり、嘘や虚言を信じてしまい周囲を混乱に巻き込んだり、その力を他者に利用されることも多かった。
ヤラミ・イ・ベタが酔っ払って言ったゼエーブ山の山頂を切り取る話を聞いてそれを実現し村をひとつ消滅させた、マスリーアンにより敵対するサークを非人道的な組織であると信じ込ませられて壊滅させた、所持していた紅の涙が埋め込まれていた剣を持っている限り剣の道は極められないと占い師に言われ、偶然、道であったエンベ・ネマに押し付けてしまうなど様々な逸話が残されている。
バーウェルス・スティはこういった話で被害にあった人物のひとりである。更に被害が拡大することを恐れ、同様に被害を受けていたエスザ・ティギファ・ヴィと共に部下になるフリをして近づき、隙を見てその命を奪った。
そのあっけない最期に疑問を持つ者は多く、アクレ・ウィンドウヒコ・アイデントが事件の背後に絡んでいたのではないかという憶測もあった。
アクレに関してはこの前後の行動を見ると関係していなかったのではないかと考えられている。ヒコはこのことを明確に否定しているが、ヒコが知らないところで二十信徒が関わっていたのではないかという別の憶測は残っている。


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