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ヤラミ・イ・ベタ

[ヤラミ・イ・ベタ]

統一暦950〜987年
ゼエーブ山の麓の村に住む村人。
ヤラミが酔っ払って言った一言が原因で、ゼエーブ山の山頂が切り取られてしまう。

生い立ち

ゼエーブ山の麓の村で生まれる。
父親が村でも一、二を争う猟師で、幼い頃からその手伝いをして育つ。同時に酒豪であった父親の影響もしっかりと受けることになる。
成人すると父の後を継ぎ猟師となる。猟師としてひとり立ちすると、父の偉大さを感じることになる。同時に自分の未熟さを思い知るようになる。しかし、それで父を越えようと努力することはなく、自分の実力に見合った仕事だけをするようになる。

酒飲み

幼い頃から猟師となるべく鍛えられていたヤラミは、猟師としては、それなりの腕前を示していたが、向上心は欠けていた。その欠けていた向上心のせいで腕前が上がることもなかった。周囲や父親は努力することを勧めるが、ヤラミ本人はそのことを全く気にしていないふうを装っていた。
しかし、心中ではそうではなく、それは酒を飲んだ時に現れたという。酒を飲むと際限なく飲み、酔っ払うと少々物事を大げさにいい、少々ほらを吹くようになる。内容があまりにもばかばかしい内容であったために、大概の者は酔っ払ったヤラミの言うことを本気にする者もいなかった。暴れるわけでもなく、村人からそれなりに信頼があった人物であったために大目に見られていた。
そんな目の前に現れたのが、剣を持つ者であった。剣を持つ者は、酔っ払ったヤラミのほら話を本気にしてしまいゼエーブ山の山頂を切り取ってしまう。この時に、切り取られた山頂は麓の村を直撃し、壊滅的な被害を与えた。
翌日になり酔いは醒めていたヤラミであったが、当然のようにその前日の出来事を覚えていることもなかった。そして、切り取られた山頂が村を直撃した時に、その被害に巻き込まれて亡くなってしまう。おそらく、本人は自分が言った言葉が原因だったことに気づくことはなかったと思われる。

関連年表

統一暦950年:ヤラミ・イ・ベタ、生誕。
統一暦987年:ヤラミ・イ・ベタ、ゼエーブ山の山頂落下に伴う村の壊滅により死去。


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