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紅の涙

[クレナイノナミダ]

賢き王が所持したといわれる洗礼の宝具のひとつ。その存在は三人の王の物語で述べられている。
魔力を蓄える集魔石の結晶であり、その純度を高めるために特別な処理を施されている。魔力が蓄えられるに従い、その真紅さは増していき、魔力が失われていくとその紅さは失われていく。蓄えられた魔力は強力な魔法や特別な儀式を行うために用いられる。魔力は使用しなくても時間と共に徐々に発散して失われていく。
長い間、発見されなかったため、失われてしまったという説とそもそも存在しなかったという説があったが、二十信徒の一人であるエンベ・ネマの手によって発見されることになる。
発見された当時、紅の涙は剣の装飾品の一部として認識されており、その価値をエンベは見出すことができなかった。エンベ自体はその剣を闇夜の帰り道に見たこともない剣士(後に23体の魔の者の一人剣を持つ者と判明)に押し付けられたのだった。
後に剣ごとアカネ・ヤヨイに献上される。この段になり、宝玉が紅の涙である可能性が考えられるようになる。
アカネ自身はこの剣自身を気に入っていたためにその手の話に興味を示さなかった。アカネの死後、本格的な調査が行われ、紅の涙であることが確定する。

呪われた剣

一般的に人の魔力が高まるのが戦闘の時に多いことから魔力を蓄えるために剣の柄に埋め込まれることが多かった。
人を切るたびにその血を吸ったかのように真紅さがましていくこと(実際は使用者から吸い取る魔力が一番多い)から紅の涙を埋め込まれた剣は呪われているといわれることが多い。


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