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剣を持つ王

[ツルギヲモツオウ]

創世神話である三人の王の物語で語られている三人の王のひとり。真の剣と呼ばれた七組の剣を操った。
守護の王賢き王と共に神々に戦いを挑むが、神々の怒りによりなすすべもなく命を落とす。

永遠の修練者

王となることを自分から望んだ人物でそのために全てにおいて完全であることを望んでいた。その根源には強さへの渇望があり、強い者は王である資格を持ち、王であるためには強くなければならないと考えていた。
強さの象徴として剣の道を極めようとするが、これは本人に取って一番苦手なものであったためだとされている。実際に守護の王、賢き王に出会いその力を認めるまでは全てにおいて自分が最高の存在になれると信じていた。
後に守護の王、賢き王の力を認めると、この考え方は若干変化して、自分と同等、もしくはそれ以上の力を持てる可能性がある部分は他人に譲ってもいいと考えるようになった。逆に言えば、剣の分野では自分が得意でなくても誰も自分を乗り越えることはできないとも考えていたようで、そのため、誰よりも熱心に剣の修練に励んでいた。
このため、賢き王からは永遠の修練者と揶揄されることもあった。
修練の結果、赤剣橙剣黄剣緑剣青剣藍剣紫剣の七組の剣からなる真の剣を操ることができるようになった。

神々との戦い

強き力を望む剣を持つ王にとっては神々との戦いは望むところだった。戦いの発端は賢き王であったと言われているが、その性格から最も積極的に戦ったのは剣を持つ王であるとされている。
しかし、圧倒的な神々の力により守護の王と共に命を落としてしまう。剣を持つ王が命を失うと同時に役目を終えたように真の剣は消滅してしまう。

説時原論での記述

説時原論では戦いの発端は神の力に到達しそうになった剣を持つ王であったとされている。好戦的な性格ではあったが神々との戦いは望んでいなかったとも記されている。また、真の剣に関しての記述がなく、見えない剣で戦っていたと記述されている。
見えない剣は剣を持つ者の死後も消滅することはなく、賢き王が洗礼の宝具と共にこの剣を使って時間を生み出したとされている。
この見えない剣に関しては、真の剣の真実の姿が光り輝く剣であったといわれていることから、光によってその姿が見えなかったことを意味していると解釈する者や、真の剣とは全く異なる剣のことを指していると言う者もいる。


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