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エスザ・ティ

[エスザ・ティ]

統一暦993〜1055年
剣を持つ者の命を奪った者の一人として知られている。

生い立ち

両親は、剣を持つ者がゼエーブ山の山頂を切り取ったことにより、滅ぼされてしまった麓の村の住民であったとされる。
辛うじてその災難から両親は逃れることが出来たが、逃れた先で、大陸戦争の中、戦乱に巻き込まれ、各地を転々することになったという。エスザはその混乱の中で生まれ育てられた。その途中に親を亡くし、兄弟を亡くし、最終的にはひとりで生き抜いていったという。

恨みの源

苦しい生活の中で、自分の不幸の源が、剣を持つ者にあるのではないかという思いは日々増していき、いつか剣を持つ者に復讐することを目的に辛い日々を生き抜くことが出来たという。そんな中、同じように剣を持つ者に恨みを抱くバーウェルス・スティギファ・ヴィと出会う。
真正面から剣を持つ者と戦っても勝つことは難しいと考えた三人は、部下になるフリをして剣を持つ者に近づくと、隙を見てその命を奪うことに成功する。

原動力を失って

剣を持つ者の命を奪ったことでエスザはようやく自分の中に満たされていくものを感じたが、それは長続きしなかった。それまで生きてきた中で原動力となっていた復讐心を失ったことがその原因であった。
目的を失って途方に暮れたエスザはそこである噂を耳にする。剣を持つ者が命を奪われたのは、二十信徒のひとり、ダーク・スカイが絡んでいたというものであった。自分の純粋な復讐心でそれを成し遂げたと思っていたエスザにとってはそれは許しがたい噂であった。そして、その真相を探るべく行動に出たという。
その中で、共に、剣を持つ者の命を奪ったバーウェルスがダークの部下になっていたことや、ギファが素性の知れない者で姿をくらましてという事実も突き止めたが、その核心にたどり着いたかは明らかにされていない。
統一暦1055年、真実の一端を見つけたとされているが、その直後に命を落としている。関連性は明らかになっていないが、その直後、ダークが事故により命を落としたといわれている。
謎めいたダークの真実の一端を掴んだために命を奪われたとする説も残されている。

関連年表

統一暦993年:エスザ・ティ、生誕。
統一暦1055年:エスザ・ティ、死去。


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