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レムイト

[レムイト]

究極の魔像として作られた存在。
古代王国の時代の末期に作られたが、完成直後に眠りにつく。統一暦2452年、伝説の悪魔魔炎の存在を感じ取り覚醒し、滅ぼす。後に伝説の悪魔、魔氷に生まれ変わったと言われる。

究極の存在

古代王国の時代の末期、究極の魔像を作る計画で作られた。
体には希少金属であるレアクリルを用い、名工と呼ばれたユア・オンドが形を作り、核には洗礼の宝具のひとつである深緑の翠石を使い、高名な魔法士メル・ターリによって生命となる魔法を吹き込まれた。
しかし、完成直後は動作せず、そのまま眠りに付く。これに関して、製作者達は究極の魔像として動き出す必要がなかったためだと言い残している。

覚醒

統一暦2452年、突如として覚醒する。直接的には、伝説の悪魔魔炎の存在を感じ取ったためとされているが、その背後には語られざる七英雄ヒアク・ウィアの存在があったといわれている。
覚醒後、語られざる七英雄との戦いを演じ、戦いの果てに魔炎を呼びこす。最終的には、語られざる七英雄と協力し、魔炎を滅ぼすことに成功する。しかし、その際に、核となった深緑の翠石の力が奪われてしまい活動を停止し、そのまま行方が分からなくなる。

生まれ変わり

統一暦2502年に現れたと言われる魔氷が、レムイトの生まれ変わりだったといわれている。その姿がレムイトと同一だったために、何か関係があったのではないかと考えられているが、力を失った深緑の翠石に魔氷が入り込んだ、または、魔氷自体がレムイトの体に乗り移った、そもそも、レムイトが作られた本当の理由は古代王国の時代に現れた魔氷を封じるための物で、封じられていた魔氷が蘇ったためなど、様々なことが語られている。
この魔氷を滅ぼしたのはヒアクであった。ヒアクが魔氷を滅ぼすとレムイトと思われる体は崩壊し、消滅する。ヒアクは役目を終えたために消滅したのだという言葉を残している。

関連年表

統一暦前(古代王国の時代末期):レムイト、作られる。
統一暦2452年:レムイト、覚醒。
統一暦2502年:レムイトの生まれ変わりと言われた魔氷、現れる。


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