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魔像

[マゾウ]

魔法生物の一種類。
体が泥や粘土、石などの鉱物で作られていて像のような姿を持つ物の総称。
古代王国の中期から後期にかけて大量に作られていた魔法生物。体が比較的簡単に作ることができ、改良が容易なことから量産化されている。

特徴

体が泥や粘土、石などの鉱物で作られる像が元となる魔法生物。
体の元となる材料がありふれた鉱物から比較的簡単に作ることが出来、また、造形も比較的簡単なことから古代王国の中期から後期にかけては大量に作られていた。
鉱物を体として持っているためか、強い力を持つが、高い知性を持たせることは難しかったために単純な命令をこなすだけの役割を負うことが多かった。
主に家や宝などの番人や兵士代わりなどに使われていた。

多彩な実験

魔法生物を作る実験の中では最初の方に試されていて、古代王国の時代の初期から中期にかけて誕生したのではないかと言われている。
実験の中では、どれだけ巨大な物が作れるかを試すために山のように巨大な物を作り出したり、造形により性能の差があるかと人の形や獣の形など様々な形で調べたり、使う材料による違いなどが研究されていた。
力の強さでは、元々の鉱物の硬さが影響しているようで、泥、土などに比べて、石や鉄などでできた物の方が強い。貴重といわれる鉱物で作られているものの方がその傾向が強くなるとも言われている。また、造形が細かいほど高い知性を持ち、基本的な能力はその形による物が大きい。巨大化させるためには、大きさに応じた魔法の強さが必要となるため、その魔法を支えることのできる核、魔法を使うための魔力が必要となることが明らかになっている。

究極の形

いくつかの実験の結果、古代王国の末期、究極の魔像を作る計画が練られた。
体には希少金属であるレアクリルを用い、名工と呼ばれたユア・オンドが形を作り、核には洗礼の宝具のひとつである深緑の翠石を使い、高名な魔法士メル・ターリが生命となる魔法を吹き込むという計画だった。
しかし、作り出した魔像レムイトはその場で眠りについてしまう。作り手たちは自分達の仕事が失敗していないことを確認し、究極の魔像としてその当時動き出す必要が無かったために動き出さないのだと主張した。
レムイトは統一暦2452年、突然目覚め、究極の魔像と名付けられたのに相応しい性能を発揮することになる。


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