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レアクリル

[レアクリル]

希少金属のひとつ。神話の時代に、守護の王から授かった神王の盾が砕け散った欠片といわれている。膨大な魔力を秘め、柔らかくて硬いという正反対の性質を持つ。

幻の金属

極めて稀な金属とされている。膨大な魔力を秘めていて、武器や防具として鍛えることで絶大な力を発揮すると言われている。柔らかくて硬いという正反対の性質を持つとされている。加工する時には熱を加える事で容易に加工することが出来、形が定まると高い硬度を発揮する。誰でも容易に扱う事が出来る金属であるが、それ故にその特性を最大限に発揮するためにはかなりの技術が必要でもある。古代王国時代に名工と呼ばれたユア・オンドはレアクリアの扱いに長けていた事でも知られている。
その成果が最も発揮されたのが、究極の魔像を作る計画であった。ユアはレムイトと名付けられる事になるその魔像の形を作り上げていて、ユア自身がそれを自身の最高傑作であると言わしめている。

神の力

レアクリルは神話の時代の終わりに誕生されたと言われている。神話の時代に守護の王が神から授かった神王の盾がその大元であると言われている。この神王の盾が砕け散った欠片がレアクリルであるとされている。神王の盾は神々との戦いの際に、神の膨大な魔力を浴びて砕け散ったとされ、それ故に神の魔力を大量に秘めているとされている。
この魔力の力は形付けられる事で更に強力な力を発揮すると言われている。拳闘士であったケクカト・ダイはレアクリル製の篭手、ゼロマイナを扱い、魔法を拳で弾いたと言われている。

幻の武具

希少なためかいくつかの根拠の無い話が伝わっている。その中で最も知られているのが、幻の武具と呼ばれるコルティミスタである。コルティミスタは伝説の職人アコティル・ウ・ス・ゴドロが作った剣、鎧、盾、兜の一式装備であるとされている。ただし、その存在は明らかにされておらず、アコティル自身の存在も疑われている。

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