ukariko Creation

ukariko Creationについて
ブログ
リンク
メルマガ

戒を持つ者

[イマシメヲモツモノ]

大陸戦争の時に現れた23体の魔の者のひとりで破を持つ者は双子の兄に当たる。
伝説の悪魔である魔風の右足を持つ。

偏った力

元々、二神の魔人と呼ばれる存在として誕生するはずであったが、その巨大すぎる力を恐れられ、その力を二つに分けられ生まれることになる。二つに分けられることにより、ほぼ同等の力を持つ存在として双子が生まれるはずであったが、生まれる直前に、分けられた二人が再び融合してひとつの存在になろうとしてしまう。
それは、辛うじて回避されるが、その代償として、母親の死と双子の持つ力が偏ったものになってしまう。兄である破を持つ者は魔力以外のものを全て弟である戒めを持つ者に奪われてしまっていたのだった。魔力以外の全てを持った戒を持つ者は、聡明な者として育ち、憎しみや妬みといった負の感情を持つことはなかった。負の感情自体が、破を持つ者に残されていたのではないかとも言われている。

目指していたもの

伝説の悪魔である魔風との戦い、その封印にも自らの力が役に立つならばと積極的に参加し、自らが犠牲になることで平穏が訪れるならばと受け入れている。その気持ちは、大陸戦争の時に封印から目覚めても変わっていなかった。
その平和を実現するために、魔の者、人、獣人魔物が区別をしない国を建国しようとする。その実現のために協力者として、盾を持つ者の力を得ている。しかし、この理想は魔の者の支配を恐れる人たちによって邪魔をされ、争いを生む結果となってしまう。
負の感情を持つことが出来なかった戒を持つ者は、何が争いを生むのかを理解することが出来ずに、その対応をすることが出来なかったのだった。
この争いの最終的な戦いとなったボイザ峠の戦いでは、魔物と人との戦いの構図になってしまう。結局、この戦いにヒコ・アイデント二十信徒が人側に組したことで、敗れてしまう。この敗戦の直後、長年その力を狙っていた、兄である破を持つ者の襲撃を受けるが逆にその力を奪い、二神の魔人となってしまう。その時に初めて、兄の感情を理解してより完全な二神の魔人としての力を得たという。

関連年表




ukariko Creation Topへ
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved