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二神の魔人

[フタガミノマジン]

魔の者の中でも更に強力な魔力を持った存在。
大陸戦争の時に23体の魔の者、破を持つ者戒を持つ者が融合し現れた。

本来の姿

元々は一つの存在として生まれるはずであったが、魔の者ですら超える強力すぎる魔力を持つ存在であると危険視され、二つの存在、破を持つ者と戒を持つ者の双子、として命を分けられる。しかし、生まれる直前に融合してひとつの存在になろうとしてしまう。済んでのところでそれは阻止されるが、破を持つ者と戒を持つ者の母親に当たる者の死、魔力以外の物を全て戒を持つ者に奪われてしまった破を持つ者の誕生という悲劇を生んでしまう。
魔風との戦い、氷の城への封印、そして、大陸戦争での復活、ボイザ峠の戦いを経て、戒を持つ者が破を持つ者を取り込む形で二人は融合し本来の姿である二神の魔人の姿を取り戻す。

危険な存在

誕生する際には強力すぎる魔力をもつ存在であるため危険な存在として認識されていた。強力な魔力が暴走して世界を滅ぼす存在になるかとも考えられていた。
しかし、大陸戦争の時に誕生した二神の魔人は強力な魔力を持っていたが、完全に制御されていた物であり、力が暴走するようなことは起きなかった。
これは、破を持つ者と戒を持つ者に分かれていた間に精神面が完全な成長を遂げていたためであり、取り込んだ側の戒を持つ者の影響が色濃く繁栄された結果であると考えられている。
二人は誕生する際の再融合の混乱の中で肉体的な面以外にも精神面も完全に二つに分離することが出来ずに、憎しみや破壊衝動などの負の感情が全て破を持つ者側にもたらされて、そういった感情とは別に戒を持つ者が育ったためであるとも考えられている。
融合して初めて、破を持つ者の負の感情を理解したが、それすらも飲み込み、二神の魔人は安定した者として誕生した。
しかし、そのことが逆にその存在を快く思わない者達を刺激することになる。

完全な存在

強力な魔力、肉体、強靭な精神。完全とも言うべき存在になった二神の魔人は、戒を持つ者が目指していて一度は失敗した魔の者、人、獣人、魔物といった区別のない国の建国を再び夢見る。しかし、一度失敗したという事実は重く、それを受け入れてはもらえなかった。
完全であるが故に、受け入れられないことを理解できなかった二神の魔人は徐々に内部から崩壊してしまう。崩壊する精神の中でそれがきっかけとなって暴走することを恐れた二神の魔人は自身の命を英雄と呼ばれ自分と近しい思いを抱いていると考えていたヒコ・アイデントに預けることにする。
ヒコは二神の魔人を仲間として受け入れてくれようとするが、力の暴走はすぐに始まってしまう。その力の暴走を目の当たりにしたヒコは苦渋の判断を下すことになる。
結果、ヒコと二十信徒により二神の魔人は命を落とすことになる。

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