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ジュエニク

[ジュエニク]

マギク大陸の南西に位置していた国。最盛時には、サシア海アガースイヌ大陸の北端にまで領土を広げていた。マギク大陸の覇権を狙うことを目的に建国された。

成立

初代の国王となったヘッサ・リヤバーズイタでのトルネオに破れ、逃げるようにしてアデテワにたどり着いた。そこで目にしたのは広大な海であった、伝統的に騎馬による戦いが多かったバーズイタではあまり目にしない光景であった。
再起を図ったヘッサは水軍を組織すると、バーズイタのみならずマギク大陸の全てを手にすることを誓い、アデテワで挙兵する。ヘッサの変と呼ばれるこの事件で、小国であったアデテワはあっさりと滅んでしまう。こうして、統一暦750年頃、ヘッサによりジュエニクが建国される。

水軍の国

ヘッサが作り上げた水軍の中心になったのは、サシア海に住む者たちであった。アデテワとラニアーフの争いに巻き込まれたことで迷惑を被った者たちが、一度落ち着いた戦いが再度起こることを恐れてヘッサに協力したのだった。
サシア海に興味を持たなかったヘッサはサシア海の安定に協力する代わりに、その力を借りることになる。

海に住む者達との関係

ジュエニクが建国されると、アデテワとサシア海を巡って争っていたラニアーフが再度サシア海への進出を試みようとするが、これもジュエニクとサシア海に住む者たちの協力により撃退される。この戦いでサシア海に住む者たちからの信頼を失ったラニアーフはそのままジュエニクに吸収される形で消滅してしまう。
この勢いのまま、マギク大陸の領土拡大を狙うが、サシア海外部に出ることを嫌がった住民からは支持されなかった。
それでも、約束を果たすべきだと、渋々ながらそれに従うが、思うような成果を上げることはできなかった。
サシア海は、ジュエニクの領海だとされていたが、サシア海に住むものたちにとって自分達がジュエニク国民だという意識はなく、あくまで協力関係に過ぎないと考えていた。そのため、サシア海が平和で安定的な状態では、ジュエニクに協力する必要も無かった。ジュエニクは国の主力となるのが、サシア海に住む者たちであるが故に強い態度に出ることが出来ずに、それ以上の発展を遂げることはなかった。
大陸戦争の時代には、辛うじて国としての体裁を保っていただけになっており、大陸戦争の混乱の中で自然消滅してしまった。

関連年表

統一暦750年頃:ジュエニク、成立。
大陸戦争時代:ジュエニク、自然消滅。


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