ukariko Creation

ukariko Creationについて
ブログ
リンク
メルマガ

サラディアスの杯

[サラディアスノハイ]

賢き王が所持したといわれる洗礼の宝具のひとつ。その存在は三人の王の物語で述べられている。
賢き王の配下であった技師の作成だとされる。
神話の時代の終焉後、他の洗礼の宝具と同様に行方不明になる。
統一暦500年ごろアラト論を立証するためにウェーニ・ピエトラによって存在場所を予見される。当時はアラト論自体がそれほど注目を得ることがなかったが、一部の物好きな人間によって調査が行われ発見に至る。
その後、金を持つ者たちの間で高額で取引をされるようになる、その中にはサリアリアス皇国の皇帝ヤリューミ・ノイ・ハムハウンドアーク建国に関わるアヌミ・ノタークなどもいた。

涙を汲む杯

制作したのは賢き王の配下であった技師だとされている。
その技師はとある不幸に見舞われた恋人の涙を汲むためにサラディアスの杯を作った。その杯が恋人の涙を汲むときらきらと光る宝石に変わりその宝石に二人の永遠の愛を誓ったという話が伝わっている。
後に賢き王に献上され洗礼の宝具のひとつとして用いられることになる。神話の時代の終焉の時にはその力を失っていたとも言われている。しかし、それは使い方が正しくないためだと思う者も少なくない。統一暦500年代に再発見されると涙を宝石に変えるために様々な実験が行われることになるが、成功したものはいないといわれている。

発見に至るまで

統一暦500年ごろアラト論を立証しようとしていたウェーニによりイダイチ砂漠幻牢の館に隠されている可能性が高いことを予見される。
この当時アラト論自体がそれほど注目を得ることがなかったためにほとんどの者がそれに興味を示さなかった。ほとんど唯一ともいえる興味を抱いたのはしがない盗賊集団であったルヒダグ団であった。ルヒダグ団はその情報を信じ探索に向かいサラディアスの杯を発見する。しかし、それが本物かどうか半信半疑のまま売りに出してしまい、たいした額にならなかった。この後、複数の研究者により本物のサラディアスの杯であると確定されると高値を持って取引をされることになる。
サラディアスの杯の持つ力が本物であるかを試すものもいたが、装飾の見事さにただ飾るだけのものとして価値を見出すものも多かった。
所有者の中にはサリアリアス皇国の皇帝ヤリューミやハウンドアーク建国に関わるアヌミなど、歴史に名を残した人物などもいた。


ukariko Creation Topへ
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved