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腕を持つ者

[ウデヲモツモノ]

大陸戦争の時に現れた23体の魔の者のひとり。
伝説の悪魔である魔風の腕5本を体に埋め込んでおり、自身の腕を含めてそのため7本の腕を持つ。
戦いが生きがいであり、自身を超える存在と戦うことを喜びとしていた。そのため魔風との戦いに参加し、その力を取り込めることを素直に喜んだ。
封印から解かれた後は自身の力を試すために他の魔の者との戦いを望む。その舞台を整えるためにアクレ・ウィンドウヒコ・アイデントに手を貸すこともあった。特に角を持つ者との戦いを好んでいたようで幾度と無く戦いを繰り広げた。その過程でアクレ・ウィンドウやヒコ・アイデント、二十信徒の一人ファウス・バートムなど人の中にも自分と対等に戦えるものがいると喜んで戦いを挑むようになっていく。
最終的にはファウスとの一対一の戦いでやぶれ命を落とす。

能力

巨大な力を持つ7本の腕を操る。そのあふれんばかりの力をコントロールすることは苦手なために武器や防具などを使うことはほとんど無く、肉弾戦を好んだ。その力は巨大で山をひとつ壊したという伝説も残っている。

晦冥期

元々が腕自慢であり、そのため戦いを好んだ。しかし、無用な戦い、特に弱者との戦いには嫌悪感を示しており、自分と対等以上に戦えるものを探しており、魔風との戦いにも積極的に参加した。その後、その力を自らに取り込むことを喜んでいた。同時に他の魔の者が自分と同等の力を手に入れることで戦う相手が増えることを喜んでいた。
氷の城への封印時には最初激しく抵抗したが、封印しようとした人のあまりの弱さと他の魔の者が何人か封印されていく中で徐々に戦うことに嫌気が差し、最後は無抵抗で封印される。

大陸戦争

封印から解かれると再び戦えることを深く喜んだ。特に同等の力を持つ他の魔の者たちとの戦いを喜んでいた。弱者との戦いを望まない点は封印される前と変わらなかったためにあえて自身が魔の者であることを誇示していたようでもある。このような性格であったために単純に人の敵としては観られなかったフシもある。
他の魔の者と戦うために手段を選ばずに本来敵であるはずのアクレやヒコの戦いに手を貸すこともあった。アクレから23体の魔の者と戦う時だけであれば信に足るという評価を得ている。
23体の魔の者の中では特に角を持つ者との戦いを好んでいた。同じような力まかせのタイプであり同じように好戦的であったからだとされる。
こういった戦いの中で当初見下していた自分達以外の存在の実力を認めるようになっていく。実力を認められた者は本人の意思に関わらず、腕を持つ者の標的となった。
最初に標的となったのはアクレとヒコであった。
アクレはいずれは腕を持つ者が敵となることを分かっていたようでもあった。反面ヒコは戦わずにすむ相手だと思っていたようであり、その戦いを嫌がっていたようである。そのヒコに代わって腕を持つ者の相手をしたのが二十信徒の一人ファウスである。腕を持つ者は当初ファウスの事を相手にしていなかった。しかし、そのことがファウスのプライドを深く傷つけたようで逆にファウスに執拗に命を狙われることになる。ファウスが力をつけていくに従い、最終的にはその実力を認め、一対一の戦いをすることになる。この戦いにおいても腕を持つ者の実力が勝っていたことは明白であった。しかし、戦いの結果ファウスに敗れ、腕を持つ者はそのまま命を落とすことになる。
腕を持つ者にとっては戦いをすることだけが楽しみであり、勝ち負けや生き死にには何の興味を示していなかった。対してファウスは戦いに勝って生き残ることを信条としていた。この差が勝敗を分けたとも言われる。


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