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クガード宮殿

[クガードキュウデン]

サシア海に浮かんでいたと言われる古代王国の遺跡。その豪華さから一定上の身分の高い者かよほど裕福な者の持ち物であったのではないかと考えられている。
対岸にあるアデテワラニアーフの争いの発端になったとも云われている。

浮かぶ宮殿

発見されたのはサシア海の海底であった。海底に隠された宝物庫かあるいは、海上の島にあったものが地殻変動などを理由として海底に沈んだ物ではないかと推測されていた。
しかし、調査の結果、サシア海に浮かんでいた宮殿であることが分かる。宮殿を浮かばせるための装置が破損したために海底に沈んだのであった。
これを発見調査したコーディ・デルサである。コーディは4つの集魔石魔力を集め、水と反発させる力を得て、それを基に宮殿を水上に浮揚させていたことを突き止めた。
集魔石自体は破損していなかったために、再び宮殿を浮揚させることは簡単だと考えてそれを実現しようとした。この際に、アデテワとラニアーフに手助けを求めた、両国ともその要請に快く応じて、宮殿の浮揚を実現することが出来た。

所有権の争い

浮かび上がったクガート宮殿の豪華さは目を見張る物があった。その豪華さに目がくらみ、アデテワとラニアーフはそれぞれ所有権を主張し始める。
物事を複雑にしていたのが、クガート宮殿が位置するのが、両国のほぼ中央の海域であることと、両国の協力を得るためにコーディがそれぞれに所有権があるという触れ込みをしていたことであった。
コーディはクガート宮殿が浮上し、それぞれが所有権を主張し始めると、途端に姿を消している。
両国は最初こそ、穏やかに話し合いでの解決を持とうとしたが、すぐに決裂してしまう。そして、軍事的な力で解決を図ろうとする。これがアデテワとラニアーフの後々まで続く戦いの幕開けとなる。
この戦いの比較的序盤において、クガート宮殿そのものも戦火に巻き込まれ再び海へと沈んでしまうが、戦いが収まることはなく、戦いの目的は次第にサシア海の領有権の争いへと変わっていく。
なお、後の調査で古代王国の時代に、クガート宮殿が海に沈む原因になったのも豪華過ぎることで奪い合いが起きたためであった可能性が高いことが分かっている。

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