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ダーンムリ・シ・シ・カ

[ダーンムリ・シ・シ・カ]

統一暦前353年〜303年
辺境の戦士。四方の盾の名付け親で最初の所有者。

生い立ち

ナン大陸の海沿いの集落で生を受ける。幼い頃から集落を守る戦士となるべく育てられるが、小柄だったダーンムリは集落を守るには相応しくないと見られてしまう。ダーンムリ自体は腕力には絶対の自信を持っていたが周囲の者はそうではなかった。
統一暦前335年、18歳の時にそのことを自覚したダーンムリは自分の力を認めてもらえるようにと旅に出ることにする。

盾との出会い

ダーンムリの旅は10年以上もの長い物であった。集落に戻るには自分自身の力を周囲に認めさせるべき物が必要であり、それがなかなか見つからなかったからである。
そんな旅の途中、当時、名工と名高いビン・ス・リ・イエが作ったという盾の話を耳にする。噂を頼りにビンの元を訪れたダーンムリが目撃したのは、魔法の金属と呼ばれるバダリアで作られた巨大な盾であった。
小柄であったダーンムリが持てば、体全てを覆い尽くすことが出来た。ダーンムリはこの盾であれば四方からの全ての攻撃を防ぐことが出来る盾だと評した。
この言葉を聞いた、ビンはその盾を四方の盾と名付けると同時に、持ち前の怪力で盾を軽々と扱うダーンムリに対してその盾を譲ることを申し出る。
こうして、自身の力の証明として四方の盾を得ることが出来たダーンムリは、統一暦前320年33歳で故郷に戻ることになる。

海の魔物

故郷に帰ったダーンムリが目にしたのは、海から来る巨大な魔物テイヌムブルに悩まされている集落の姿だった。ダーンムリは自らの力を示すためにその退治に名乗りを上げる。
ダーンムリは四方の盾で全身を覆い、真正面からテイヌムブルに挑んだ。大きな口から体内に侵入し、そのまま体内からぶち破るという荒業でテイヌムブルを倒すことに成功する。これで、ダーンムリは集落を守る戦士として認められることになる。
その後も、集落を守るために様々な魔物と戦っている。魚の魔物デビーフー、海獣の魔物ローゲアンなどとの戦いは語り継がれている。

関連年表

統一暦前353年:ダーンムリ・シ・シ・カ、生誕。
統一暦前335年:ダーンムリ・シ・シ・カ、旅に出る。
統一暦前320年:ダーンムリ・シ・シ・カ、旅から帰る。
統一暦前303年:ダーンムリ・シ・シ・カ、死去。


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