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ローゲアン

[ローゲアン]

長い首を持つ海獣の魔物。動く島と呼ばれることもある。

動く島

長い首を持つ海獣の魔物で、個体によっては長い牙を持っている。海に生息し、眠る時には海で首を丸め、遠くから見ると大きな丸い胴体のみしか見えないために、大きさによっては島に見えることもあることから動く島と呼ばれることもある。
全体的に丸い形状をしているためか、穏やかで大人しい性格をしているように思われることもあるが、獰猛で危険な魔物である。ただし、鈍感な部分もあり、眠っている時には無防備であったりもする。島だと本当に勘違いして上陸した者がいても気づかなかったという逸話も残されている。

戦い方

戦う時にはこの無防備な時を狙うのがいいとされていたが、生命力が高いために一撃でしとめることは容易ではない。そのため、攻撃を重ねているうちに気づかれ反撃をくらい返り討ちにあうことも多かった。海の外にでている背中の部分は守備力が高く、また、鈍感であるために、痛みやダメージの蓄積により、動きが鈍化することも少なく危険性は高かった。
しかし、辺境の戦士であるダーンムリ・シ・シ・カがその弱点を発見する。ダーンムリは海上からの攻撃が効果が薄いことから、逆に海中の腹の部分を攻撃することに挑戦する。この攻撃は思いのほか効果をあげた。通常では攻撃の痛みにあまり反応しないローゲアンが痛みで暴れたのだった。弱点が腹であることが分かったダーンムリはその腹を効果的に攻撃する方法を考える。考えた末に編み出したのが、陸上での戦いであった。ダーンムリはローゲアンが活発に活動している時を狙い攻撃し、ローゲアンを怒らせて陸上に上げると、炎の魔法で足元を爆破し、ひっくり返すことで腹を攻撃できるようにした。そして、腹に攻撃を集中して倒すことに成功する。
以降は、この方法が主流になっていくがローゲアンを怒らせ陸上に上げるのは大変危険であったという。

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