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バダリア

[バダリア]

魔法の金属と呼ばれる金属。通常の鉄よりも強度が高く、軽量であり、統一暦前から防具を中心に使われていた。
バダリアは魔力に反応して形を変える金属であるため加工するためには一定の魔力が必要であり、誰にでも加工することが出来る金属ではなかった。そのために加工品は貴重な防具とされており、その名を歴史に記している物もある。
大陸戦争時のアイセンゾホフ・ルリにより誰でも容易に加工するための工具が開発されると瞬く間にその技術は広まっていき、バダリアを使った防具が広く一般的に広まることになる。しかし、これにより大量のバダリアが消費されることになり、後に希少な金属となっていく。

魔法の金属

通常の鉄よりも強度が高く、軽量であるために統一暦前から防具を中心に使われていた。これはバダリアに含まれている魔力の性質によるものである。これがバダリアが魔法の金属とも呼ばれるゆえんである。しかし、この魔力がバダリアの加工を難しい物としていた。

加工するための技術

バダリアを加工するためには、バダリアの外部から魔力をあてバダリア内の魔力を調節することが必要となる。そうしなければバダリアの強度により容易に加工することが出来なかった。そのため、バダリアを加工することが出来るのは一定の魔力を持つ者に限られていた。その結果、バダリアを加工した防具は貴重な物とされていた。ビン・ス・リ・イエが作り上げた四方の盾はその中でも傑作といわれたものである。
大陸戦争の時、アイセンでゾホフにより誰でも容易に加工するための工具が開発される。ゾホフは記録石の技術を応用し工具に一定の魔力を蓄えることに成功する。これにより容易にバダリアを加工することが可能となった。この技術は瞬く間に広まり、バダリアを使った防具が一般的に広まることになる。最も売れた物としてはセンズオーダーと呼ばれる鎧、盾、兜一式の装備があった。
更に防具だけに限らずに武器にも使われることが多くなった。
なお、この加工するための技術は魔動源部隊に使われることになる。

希少な金属として

バダリアの装備が人気を博すことにより、各地でバダリアは大量に消費されることになる。元々存在としてはそれほど貴重な物ではなかったが、消費量は加速度的に増え徐々にその存在を希少なものとしていった。
大陸戦争の末期には自然に存在しているバダリアはほとんどなくすでに一度加工された物を再利用しようとすることが多くなった。しかし、バダリアは加工するたびに魔力が失われてしまうために何度も加工することでごく普通の鉄と代わらなくなってしまうという問題があった。このこともバダリアの存在を希少なものにする原因であった。


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