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白竜の剣

[ハクリュウノツルギ]

アデトーギ神殿で発見された古代王国の遺物。
雪を思わせる真っ白な刀身と柄に施された竜の意匠からその名がつけられている。
大陸戦争まではロマーズ国王が代々引き継いでいたが、大陸戦争以後はポストマーズ王が受け継ぐことになる。

形状と性能

細身の長剣であり、刀身が真っ白で雪を思わせる。また、柄の部分に竜の意匠が施されており、それがこの剣の名前の由来となっている。この柄の部分に集魔石が利用され魔力が封じ込められている。
氷の魔力を秘めた剣であり、使い手の魔力に応じて斬りつけた相手に氷雪系の攻撃を加えることが出来る。その力をうまく使えば、炎でさえも凍らせることができたという逸話も残っている。
また、剣を媒介とすることで主に氷系の魔法の力を高めることが可能になる。

王の証

アデトーギ神殿で発見された古代王国の遺物であり、その他の遺物と共に、当時のロマーズ王ロアド・スファイアに献上された。
ロアドはその剣の美しさに心奪われ自身の帯剣とする。
以後、白竜の剣はロマーズ王家に伝わる伝わる剣となり、王の証と呼ばれるようになる。この王の証の話として有名なのは統一暦628年に起きたコーアイラの反乱の時に、一時城を奪われた当時の王クノトー・スファイアが、例え城を奪われても白竜の剣を持つ自分が王であることを宣言し、兵達を鼓舞し城を取り戻したことである。
大陸戦争の時にロマーズが滅びるとその所在が不明になる。
その不明の一時期アクレ・ウィンドウが所持していたとも云われる。
大陸戦争後、ロマーズ復興の際に再び発見されるとポストマーズの三国の結束を現すためにとポストマーズ王が所持することになる。

三振りの剣

白竜の剣が発見されたアデトーギ神殿の祭壇は白竜の剣の他に同じような竜の意匠を持つ二つの剣が存在していた。残りの二つの剣は魔力が失われていたが、その祭壇には氷と雷と風のタトピトが記されていた。白竜の剣が氷の魔力を秘めていたことから、雷と風の魔力が封じ込められていたのではないかと推測されている。
調査隊の調べではこれらの三振りの剣は、剣としてよりも祭器としての意味合いを強く持っていたとされており、その力をあわせることにより巨大な攻撃魔法を実現していた可能性が高いとしている。
この剣に魔力が残されていたのは、アデトーギ神殿の周囲の寒冷な気候と封じ込められていた氷の魔力が相反していなかったためだと考えられている。


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