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タトピト

[タトピト]

主として古代王国の時代に使われていた文字。文字としては古代王国以前に開発された物であると考えれている。発掘された古代王国の遺跡に数多く刻まれている。

古代王国の文字

発掘された古代王国の遺跡に数多く刻まれていたことから、古代王国の時代に最も頻繁に使われていたと考えられている文字。
意味を表す文字、音を表す文字の2種類に分類することができる。
意味を表す文字は火、水、雷と言った固有の言葉に対して絵のような文字が当てはめられている。この文字は文字自体に魔力が込められるという特殊な物であり、主に魔法の儀式などを行う際に使われ、文字の形、並べ方により、魔力を増幅させたり、抑えたりすることが出来る。
音を表す文字には、特段の意味が込められてはおらず、その読み方だけを表している。
古代王国で使われた言葉という意味合いで、タトピトという言葉が使われる場合には、魔力が含まれている意味を表す文字をさすことが多く、音を表す文字を含まない場合もある。

古い時代の名残

起源は古く、実際に使われていた古代王国の時代よりも遥かに昔であると考えられている。ただし、神話の時代には文字がなかったと考えられているので、それ以後に生まれたのではないかというのが通説である。
心話記録石が使われることが中心だった古い時代においては、伝達手段として文字は使われる必要性がなかった、そのために一般的に使われることはなく、高度な魔法を用いる儀式などにおいてのみ使われるくらいであった。
この時代には意味を表す文字が大部分であり、音を表す文字はなかった、もしくはあったとしても僅かであったといわれている。
古い時代のタトピトは文字を書き記した者により、同じ意味でも異なる形をしていることも多く、儀式などによりわざと形を変えることもあった。タトピトが使われていく中で徐々に、必要な力を効率的に得るための文字の形や並び方などが研究されていき、いくつかの系統が出来上がる。

新しい時代への移り変わり

古代王国の時代になり、文字の重要性が増すと、共通の意味を持つ言葉に対して同じ音を当てはめることが必要になり、音を表す文字が生まれた。この際、文字に魔力を込める必要がなくなったために、逆に魔力を持たせないように文字が選ばれていった。
この文字が使われていく中で自然に系統立てられ整理されて現在の文字体系の礎となったと考えられている。


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