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クビ・ノロ

[クビ・ノロ]

統一暦902〜956年
ロマーズ十二魔法士のひとり。土の精霊トゥ・トアを常に引き連れていたことでも知られている。ハセアリ・モウと共に十二魔法士の反乱を起こし、十二魔法士の長であったハリ・ルーヒの命を受けたラーイズン・ニナルによって命を奪われることになる。

生い立ち

幼い頃から、自然に精霊の存在を感じることが出き、話しかけていたという。いくつもの精霊と触れ合うが、その中で最も気があったのが土の精霊トゥ・トアであった。
この精霊の力もあり、クビは魔法士としての才能を伸ばしていくが、それ以外のことに関しては無頓着であり、優れた者なのか、そうでない者なのか区別が付かないときもあったという。

研究者として

成人すると、魔法士として古代王国の遺跡の研究をしている。研究者としては、飛びぬけて驚くような発見をしているわけではないが、それなりの実績を残したという。しかし、遺跡の発掘作業中に、崩落事故に巻き込まれてしまう。この時に、クビは想像以上の力を発揮した。土の精霊の力を使い、崩れ落ちた遺跡全てを一時的に元の状態に戻したのだった。これにより、大規模な事故でありながら、死者をひとりも出すことがなかった。この出来事をきっかけとして、クビは十二魔法士のひとりとして選ばれることになる。
しかし、クビはそれによって何が変わることなく、研究者として遺跡の研究を続けていたという。

反乱への加担

十二魔法士とはなった以降、クビがその力を誇示することは少なく、権力にも無関心であったために、それほどの活躍をしていない。年を重ねたことで、ある程度の尊敬を集めていた程度で、何故、クビが十二魔法士なのかを不思議に思う者もいたという。
そのクビがハセアリと十二魔法士の反乱を起こしたことは、驚きを持って迎えられた出来事であった。十二魔法士の反乱自体が、後にハリによる、十二魔法士の粛清を狙ったものだといわれているが、その挑発にクビが乗ってしまったことに対しての理解には苦しむ者がある。
その理由のひとつと考えられているのが、当時は明らかにされなかったフェイシツの事故との関連である。後に、この事故で失ったものへの償いがその行為に秘められていたのではないかと思われるようになっていく。

関連年表

統一暦902年:クビ・ノロ、生誕。
統一暦956年:クビ・ノロ、十二魔法士の反乱で死去。


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