ukariko Creation

ukariko Creationについて
ブログ
リンク
メルマガ

フシアス・ルト

[フシアス・ルト]

統一暦1528〜1568年
ロジ・ギンと幾度かの戦いを繰り広げたことで知られる雇い兵。洗礼の宝具であるゼノミトの腕輪を使っていたという話も残されている。

生い立ち

その立ち振る舞いから名門の出の戦士と思われることが多かったが、ごく普通の平民の子供であったようである。立ち振る舞いは幼い頃に憧れた王宮の戦士の真似をしていたようである。生まれを偽っているわけではなく、持っている雰囲気から周囲が勝手に判断することが多いようである。本人が積極的にその誤解を解こうとしていなかったこともその理由ではある。
統一暦1544年、16歳の時に王に仕える兵になりたいと考えていたが、その機会に恵まれずに傭兵となる。

傭兵として

大規模な戦乱がなかった時代であったため、大きな戦いに参加していたわけではなかったが、護衛の仕事などで実績をあげている。そういった仕事を通して、商人フォカッタ・ケイニに気に入られ、統一暦1548年、20歳の時に、その私兵となる。ここでも護衛の仕事が中心であったが、統一暦1550年、22歳の時にフォカッタが商売敵であるノマネ・フハビが秘密裏に追っている物の正体を確かめるという仕事を任されることになる。雇い兵の仕事ではないと最初は乗り気ではなかったフシアスだが、その探索に関わっているロジと遭遇し、戦ったことでその仕事にやる気を見せるようになる。

ロジを追って

冒険家であったロジを追うのは一兵士に過ぎなかったフシアスには困難なことも多かったようである。途中から一緒に旅をすることになるリアッシ・オテラの助けが無ければ、おそらくあきらめていただろうと語っている。
幾度かロジとの戦いを繰り広げているが、勝ったり負けたりを繰り返したという。勝敗が付いたと思った瞬間に逃げられたり、逆に完全に負かされることもあったが、はっきりとした決着とはならなかった。回数を重ねるごとに両者ともに戦いを楽しむということもあり、勝敗をつけるようなことをしなかったともいわれている。
最終的には、ロジが探し当てた物を目にして、それが手に入れられない物であることを認識すると、そのことをフォカッタに報告し旅を終えたという。
旅を終えた後は、再びフォカッタの護衛としての役目を果たしたが、いつの日にかまたロジと戦うことを夢見ていたとも言われている。

戦い方

王宮の戦士を目指していたためか、綺麗な型で戦うことを常としている。そのことも名門の出と思われる一因になっていた。傭兵仲間の中には変わった者だと思われていたが、フシアスは、戦いの歴史の中で生まれたものであり、実戦に最適なものであると考えていた。実際にその型で実績を残し、更にその研究を積み重ねてよりよい型を研究していたという。
ロジを追う旅の途中で洗礼の宝具であるゼノミトの腕輪を手に入れたという話も残されていて、ゼノミトの腕輪と型を組み合わせた戦い方はロジを苦しめたといわれている。

関連年表

統一暦1528年:フシアス・ルト、生誕。
統一暦1544年:フシアス・ルト、傭兵となる。
統一暦1548年:フシアス・ルト、フォカッタ・ケイニの私兵となる。
統一暦1568年:フシアス・ルト、死去。


ukariko Creation Topへ
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved