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フォカッタ・ケイニ

[フォカッタ・ケイニ]

統一暦1485〜1563年
大金持ちの商人。ロジ・ギンが探している物が何かを探ろうとフシアス・ルトを差し向けた者。

生い立ち

一代で財を成した商人。幼い頃はあまり恵まれた境遇ではなかったようである。本人が語るには、一番最初の頃の記憶はただただ空腹であったことだという。そんな環境の中でも、志を失わずに熱心に勉強して、やがては自力で大商人になったという。しかし、物事を大げさに話すことが好きな性格のために、話の大筋としてはあっているが、だいぶ誇張が入った表現だとされる。実際には、貧しい家庭ではあったが、食事に困るというほどではなかっり、熱心に勉強していたことは事実ではあったが、本人というよりも親が厳しかったからとも言われている。大商人になれたのも、間違って多く手に入れてしまった商品がたまたま売れたからに過ぎなかった。
そういう事実を知る者からは、ただ運がよかっただけの者と思われるが、その運を物にして大商人となったことは事実である。

負けず嫌いの性格

誰よりも、苦労してきたと、少なくとも自分では、思っていたので、誰にも負けたくないという思いは強かったようである。特に同世代で同じ時期に活躍していたノマネ・フハビに対しての対抗心は強かったという。一説では幼い頃からの知り合いであったとも言われている。
どこかに新しい店を出すといえば、対抗して新しい店を出し、ノマネが手を引いたと聞けば、積極的に手を貸すなどしていたという。しかし、肝心のノマネ自身はフォカッタのことを全く気にしていなかったという。
何よりもノマネがロジを使って手に入れようとした物には並々ならぬ興味を抱いていた。自分の護衛をしていた、フォカッタ曰く、世界一の傭兵であるフシアスを使ってその物の正体を知ろうとした。
結局、フシアスはロジが探し当てた物は手に入らない物であることを知りフォカッタに報告している。ノマネの手にも入らないことを知るとフォカッタは満足したという。
ノマネが自身よりも先に死んだ時には、かなり衝撃を受けたようであるが、その後、立ち直り、ノマネとフォカッタがいいライバル関係で共に切磋琢磨したから今の地位を築いてこれたと語るようになったという。

関連年表

統一暦1485年:フォカッタ・ケイニ、生誕。
統一暦1563年:フォカッタ・ケイニ、死去。


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