ミーヒーリ

[ミーヒーリ]

マギク大陸のフィルノースを治めている者。
古代王国の末裔と称し、予言をすることで国を治めている。

古代王国の末裔

ミーヒーリは古代王国の末裔と称し、予言をすることでフィルノースを治めている者である。純白のミーヒーリの衣を身にまとい、ミーヒーリであることを象徴するミーヒーリの冠をかぶっている。
フィルノースは、古代王国の民の末裔を名乗っている謎が多い神秘の国である。その中でも特に謎の存在とされているのが、ミーヒーリである。
神に仕える巫女や神官のような存在と理解されることが多いが、それとは一線を画している。
第一に神からのお告げのような形で、予言をしていない。あくまでも過去の様々な情報を分析して得た結果で神秘的な物は何一つないとしている。しかし、反面、ミーヒーリの存在を神格化しているような場面もある。
例えば、ミーヒーリとなった者は過去の記録を全て抹消され、その者の過去を語ることは禁止される、それまでの名前で呼ばれることもなく、ただ、ミーヒーリとだけ呼ばれる。基本的には、ソウリネの地と呼ばれる地下にある古代王国の遺跡にこもり、その中にある無数の書物と記録石から、予言に当たる記述がないかを調べているという。
この中にはミーヒーリしか入ることが許されていない。

継ぐ者

ミーヒーリは、受け継がれていく存在である。しかし、受け継ぐのは血縁関係者であるとは限られず、その時期や後継者が誰であるかもまた予言として告げられる。
立場が受け継がれると、次に純白の衣とミーヒーリの冠が次代のミーヒーリに受け継がれる。元のミーヒーリは、新しい名前を得る。過去が全て抹消されてミーヒーリになっていることから、この時に得られる名前は、ミーヒーリになる前の物と異なる。ミーヒーリとして得た情報を含めて、全ての物に関して基本的には何も語ってはいけないとされる。

白の者の正体

ポストマーズのロマーズで大陸戦争の時に出没した白の者の正体がミーヒーリではなかったかた言われたこともある。白い衣をまとっていたことや予言をすることなどからそう考えられることもあるが、調査が途中で終わってしまったために、正体は分かっていない。

関連年表