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デアンティ・ギリラ

[デアンティ・ギリラ]

統一暦963〜1025年
武器職人。武器を作るのにふさわしい材料を発見するために各地を渡り歩いた。その過程で、巨人の巣を発見し、そこで得た巨人の骨を基に巨人の槌を作り上げた。

生い立ち

フーリメ大陸ワンマバで生まれる。
幼い時に父親を亡くし、母親一人に育てられる。金銭面では苦労したようで、物心付いた時には近くの武器屋の手伝いをして、僅かな金銭を稼いでいた。
しかし、その母親も10歳の頃に亡くなってしまう。身寄りの亡くなったデアンティの面倒を見たのが武器屋の主人であった。
主人は、デアンティにひとりで生きていけるようにと、武器職人としての技術を覚えさすのであった。

世界巡り

統一暦981年、18歳になり、一通りの技術を身に付けたデアンティは、自分がどれだけの物を作れるかを試すために、当時、廃れ始めていたが、まだ職人の都市としてはそれなりの名前を残していたアイセンで修行することを思いつく。武器屋の主人は、それを止めることはなく、快く送り出してくれた。
しかし、アイセンにたどり着いたデアンティが見たのは、想像以上に廃れていたアイセンの姿であった。それでも、アイセンでデアンティが得た物は大きかった。特に、商人のアル・スグワッドと出会ったことは大きかった。デアンティのことを気に入ったアルは、金銭的な面での援助を惜しまず、デアンティの工房を作る手助けもしていた。
デアンティはその援助には感謝しつつも、このままアイセンにいてもあまり得る物がないと思うようになり、旅をすることを望むようになる。アルはそのことを知ると、そのための資金の援助をしている。
こうして、デアンティは世界各地を巡り、自分の技術の向上を図ると同時に自分の唯一の武器が作れないかを考え、その原料となるべき物を探すようになる。

不毛の地で見つけた物

統一暦1005年、デアンティの旅は延々と続いていた。世界の大部分を巡っても、自分が満足するだけの原料はなかなか見つからなかった。そんな中、それまで不毛の地と呼ばれていたためにあまり興味を持っていなかったデ・ロー大陸に渡る機会に恵まれる。そこで、巨人の巣を発見し、自分にとって最高の原料となった巨人の骨を見つける。しかし、その巨人の骨を輸送するために、アルに相談したことで、そこが歴史的に非常に価値が高い場所であることが分かると巨人の骨を簡単に輸送することができなくなってしまう。
デアンティはこの件に関して非常に悔しい思いを持ったが、それまで世話になったアルのために泣く泣くあきらめたという。アルはこの発見にとても喜んでいたとされている。
そんな中、デアンティは最初に見つけた骨だけはこっそりと自分の工房に持ち帰っていた。

巨大な槌

持ち帰った巨人の骨から作り上げたのが、巨人の槌である。この巨人の槌は、その大きさからは考えられないほどに軽量であり、デアンティは使いこなすためには、より速く振りぬける速度と、使用者の重量を合わせることが必要だと考えていたとされる。

関連年表

統一暦963年:デアンティ・ギリラ、生誕。
統一暦981年:デアンティ・ギリラ、アイセンへ向けて旅立つ。
統一暦1005年:デアンティ・ギリラ、巨人の巣を発見。
統一暦1025年:デアンティ・ギリラ、死去。


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