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巨人の巣

[キョジンノス]

デ・ロー大陸で発見された巨人の住居の跡。
発見された時には、生存している巨人の姿はなかったが、巨人を知る手がかりとして研究発掘がされている。

発見に至るまで

デ・ロー大陸は不毛な地とされているため、古くから人があまり住む土地ではなかった。だからといって誰も住んでいない土地というわけではなかったが、古代王国の時代の遺跡が発見されるわけでもなく、未開の地をいくつも抱えた大陸であった。
統一暦1005年、大陸戦争の暗期にあたる時代、武器職人であるデアンティ・ギリラによって発見される。デアンティは武器に相応しい新しい材料を発見するために各地を渡り歩いており、その最中に巨人の巣を見つけた。
発見した時デアンティはそこが巨人の住処であったとの認識はなく、大きな骨が転がっている場所だなというぐらいにしか思わなかった。この骨がデアンティが求めていた材料となりうることに満足していて、その場所が何なのかにはあまり関心を持たなかった。
デアンティはその骨を運ぶ算段をつけるために、知り合いの商人、アル・スグワッドに相談する。その場を訪れたアルは、その場所が重要な遺跡ではないかと学者を集めて調査を始めるとすぐに巨人の住処であったことがわかった。
研究対象となった遺跡となったことで思うように骨を移動することが出来なくなったデアンティは大層悔しがったと言われている。しかし、最初に見つけた骨だけはこっそりと自分の工房へ持ち帰り、巨人の槌と呼ばれる武器を製作した。

調査結果

巨人の巣は人の手が全く入っていない状態で発見された珍しい遺跡であったために、純粋な巨人の生態が分かる手がかりとして貴重な物であった。
調査の結果、集落を作り、人と同様の生活をしていたことが伺えている。白骨化した骨の状態から、統一暦700年から800年ぐらいまでは生存していたのではないかと考えられている。いくつかのデ・ロー大陸にまつわる話の中でその当時、巨人を見たという記録もあり、それとも一致している。
ただし、直接的に何が原因で滅びたのかは分かっていない。有力な物としては何らかの疫病が広がったためではないかと考えられている。

関連年表

統一暦700年〜800年:巨人の巣の巨人滅びる。
統一暦1005年:巨人の巣、デアンティ・ギリラによって発見。


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