巨人

[キョジン]

巨大な姿を持つ者。魔像の一種と言われることもある。
多種多様な巨人が存在し、大きさにより人との関わりが異なる。
火山の噴火や地震の原因と言われることが多い。

巨大な姿

巨大な姿を持つ人型の生物の総称で神話の時代以後に姿を現したと言われている。
起源は、時が生まれたときに失われた洗礼の宝具の魔力が拡散し、巨大な泥や土に命を与えたことだと言われていて、そのため魔像の一種、魔像の進化した姿と言われることもある。
個体により、多種多様な大きさや姿形を持つが、巨大な姿から巨人とだけ呼ばれることが多い。
厳密な分類をすれば、一般的な大人の人よりやや大きい程度の小巨人、大きい山ほどの大きさを持つ大巨人、土の体を持つ土巨人、火山に住み炎の力を持つ炎巨人などがいる。

人との関わり

温厚の性格の者が多いが、その大きさによっては人と相容れないこともある。
小巨人は人との区別がそれほどなく、見た目が多少体が大きいという印象しか与えない。そのため、人との交流が盛んで、何の区別もなく溶け込んでいるところもあり、巨人としては最も数が多いと言われている。
逆に体の大きすぎる巨人は、人と相容れない存在として見られることが多い。歩くだけで地響きを巻き起こす姿から火山の噴火や地震の原因と言われることもある。そのため、火山の噴火や地震を止めるために、巨人を鎮めるための祭りを行ったり、巨人を倒すために討伐隊が組まれるという事があり、ジャピリアの火付けにまつわる話やキーテンナの巨人狩りの話が残されている。
大きな巨人は目立つその姿から人里離れたところで暮らすことが多く、人があまり住んでいなかったデ・ロー大陸では巨人の巣と呼ばれる、かつて巨人が住んでいたと思われる跡が発見されている。
大きな巨人は個体数が少なく、絶滅してしまったものも少なくないと言われている。

関連年表