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ブスターブ

[ブスターブ]

統一暦990年〜1078年
特定のに依存せず様々な神魔法を使いこなした魔法士
自身の力を信じて英雄に成ろうと、ヒコ・アイデントと張り合おうとしたことでも知られている。

生い立ち

ノーシュテムの神官の親を持ったブスターブは幼い頃から聖職者となることを求められていた。その修行の一環として神魔法を習い始めていた。
目に見えない物を信じることが出来なかったブスターブは、神の存在を信じることが出来なかったが、神魔法を扱うことは簡単に出来た。
親は信心深い自慢の息子だといいまわったが、信心の欠片も持っていなかったブスターブは自分が神魔法を使えるのは信仰心ではないのではないかと考え、他の神の神魔法を試すようになる。一般に複数の神の神魔法を使えることはないと考えられていたので、それは禁止されていることだったが、ブスターブはそれを簡単に実現してしまう。禁止されていることだと自覚していたブスターブはそのことは秘密にしていたが、様々な神の神魔法を試すようになる。
統一暦1008年、18歳の時、それを親に見つかり、恐れ多いことだと勘当されてしまうことになる。

英雄を目指して

大陸戦争が続いている中で、いくつもの神魔法が使えたブスターブは重宝がられいくつもの戦乱に参加している。
それらの戦いの中で自身の特異な才能は魔力の大きさであることを自覚したブスターブは自己に相応しい居場所を求めるようになる。
統一暦1018年、28歳の時に、英雄と呼ばれる存在になろうと一大決心をする。
当時、英雄と呼ばれていたヒコと同じようになりたいと考えたブスターブは、混乱した国を救うことで英雄として認められると考えた。そこで目を付けたのが小国セカボタである。ブスターブは民の不満を煽って混乱を演出しようとしたが、セカボタの民は現状に満足してはいなかったが、差し迫った不満があるわけでもなく、上手くいかなかった。逆にブスターブは不審な人物として通報されてしまう。ブスターブはしぶしぶセカボタから逃げ出すことになる。
隣国であるブーロリンがセカボタに攻め入るという話を耳にする。慌ててセカボタに戻ったブスターブであるが、その話を信じては貰えなかった。
ブスターブはこの状況をどうするか悩み考え抜いたが、結論は出なかった。そんな、セカボタを救ったのが、二十信徒のひとり、ネリー・アンカであった。ネリーはヒコの命を受けて周辺の事態を探っていた中でセカボタの危機を耳にしていた。ネリーはブスターブの動きを周知しており、接触を図ると協力を求めた。悩んでいたブスターブはその話に乗り、ネリーと共にセカボタを救う行動に出る。他の二十信徒の働きもあり、この戦いを回避することに成功する。
ネリーはブスターブに感謝すると共にヒコの下で力を発揮しないかと提案する。これに対してブスターブは自分は英雄になるべき人物であると考えているので、それは出来ない。逆にヒコが自分の部下になるのであれば歓迎すると言った。ネリーはその提案を冗談として受け止め、仲間になる気がなかったブスターブとはその場で別れることになる。なお、この話を聞いたヒコはそれも悪くない提案だと言ったという。
この後も、いくつかの戦いにおいてブスターブの名前が残されているが、それは主にヒコや二十信徒が関わっていたものに協力する形であったという。二十信徒に名前を連ねることはなかったが、ヒコたちにとっては十分な協力者であったといわれている。

関連年表

統一暦990年:ブスターブ、生誕。
統一暦1008年:ブスターブ、親に勘当される。
統一暦1018年:ブスターブ、英雄になろうとセカボタの混乱を演出するも失敗、直後にあったブーロリンの侵攻をネリー・アンカと共に阻止する。
統一暦1078年:ブスターブ、死去。


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