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ガラ・シオノフ

[ガラ・シオノフ]

統一暦924年〜1016年
オイ・スーと共にアクレ・ウィンドウの側近であった人物。
巨漢なため、見た目は大柄な戦士のようであるが、多彩な魔法を操る魔法士である。

生い立ち

両親共に魔法士の家庭に生まれる。幼い頃から魔法士となるべく育てられる。
飲み込みはあまり良くなかったために、それほど目立った子供ではなかった。しかし、一度覚えた魔法を忘れることはなく堅実にその能力を伸ばしていった。
幼少時代の一時期、十二魔法士クウド・ラスンに魔法を習っていたこともある。クウドはガラに対して、飛びぬけた才能を持っているわけではないが、着実に努力すれば力を伸ばすことはできるだろうといい、また、努力を続けられる力を持っていると言っている。
幼少時代のガラがそのことをどこまで理解していたかは定かではないが、魔法に関してはひたむきな努力をしていた。逆に魔法以外の剣術などに関してはまるっきり関心を示しておらず、両親もそれで構わないと感じていたのだが、その体格からか同年代では上位の実力を持っていたという。
ガラは自身の性格について、自分が正しいと思うことしか出来ない性格で、それが正しいのかを判断するのに時間がかかるという旨の発言をしている。
年齢を重ねながらゆっくりと力を伸ばしていったガラは統一暦947年23歳で十二魔法士のひとり、ソーラ・バラの弟子となる。
23歳という年齢は魔法士の弟子としては、年を重ねている方で、当時、ソーラには20名程の弟子がいたが、その中でも年上から数えた方が早かった。

アクレとの出会い

ソーラの弟子になってから5年余りの時が流れた統一暦953年ボサアドの事件が起きる。この事件の解決に当たったのが、当時、近衛隊にいたアクレであった。
事件を解決するために魔法の知識が必要だと考えたアクレは、ソーラに助力を願う。面倒を嫌がったソーラは自分で何をするでもなく、弟子のガラにアクレの相手をさせた。この時、アクレは冷静で的確な指摘ができるガラの能力に気づく。
ガラの助けもあり、事件が解決するとアクレはガラを近衛隊に誘う。ガラはその誘いに戸惑ったが、師であるソーラもそれを薦めたことから近衛隊に入ることになる。
翌年、統一暦954年、アクレが近衛隊の隊長となるとその側近として働くことになる。

王殺しの事件とその後

王殺しの事件では実行犯ではなかったが、アクレを逃がすための準備をしていたことが分かっている。その性格からその行動に関しては疑問点が多いと考えられており、事前に王を殺すところまでは知らされていなかったのではないかと考える者もいる。
事件以後、オイと共にアクレに付き従い、その冷静で的確な点はアクレの片腕として生涯を通して役立っていた。
ただし、自分が正しいと思ったことしか出来ないという性格は維持されていて、納得がいかない指示には真っ向から反対することもあった。それに関してはアクレも許容していたようであった。


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