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ヌガロスの冠

[ヌガロスノカンムリ]

滅魔石を抱く冠。キリ・ヌガロスが自身を呪い殺そうとした魔法士ゼミアス・ビーから身を守るために作った冠。呪いはゼミアスの死によって免れたが、その直後、事故によりキリは死亡、それと同時に所在が分からなくなる。
デミリアム戦役大陸戦争など、度々所在が確認されるが悲劇的な事件と共にすぐに行方が分からなくなる。

呪いへの耐性

ゼミアスにより呪いをかけられることに怯えたキリは滅魔石を持つことでその呪いを抑えつけようとした。しかし、呪いの力は強力で徐々にゼミアスの体を蝕むようになってきた。
より強い力で呪いを抑えることが必要であることがわかるとキリは数度の研究のすえ魔力を遮断することができるゲツハ陣を応用することを思いつく。そして、その力を常に持つために冠でそれを実現しようと試みた。
まず冠中央に大きな滅魔石を配置し、それを取り囲むように9つの小さな滅魔石がゲツハ陣になぞらえて配置されている。これにより、周囲に魔力を断絶させる領域を生み出す。ゼミアスが仕掛けた呪いが魔法を基本としていたためにこの考えは見事に的中し、その呪いを遮断することができた。
このため魔力を遮断するために呪いだけではなく魔法全般に対しても強い耐性を持つ冠となっている。

反発する力

強力な魔法耐性が秘められているために、巨大な魔力を持つ者に対してはその力を押さえつけようとする。それに呼応する形でその巨大な魔力が反発し、逆に巨大な力となってしまうことがある。
このことが大陸戦争の時に夢を持つ者によって引き起こされたドロモ崩壊の原因となったと言われる。夢を持つ者は冠によってより強大な力が自身の中で生まれその影響により暴走に至ったと考えられている。

呪われた冠

呪いを跳ね返すための冠であったが、その存在があきらかになると不幸を生み出すことが多く。そのため呪われた冠と呼ばれることがある。
・この冠を作ったキリはゼミアスの呪い自体からは身を守ったが直後に事故により死亡、その後所在が分からなくなる。
・デミリアム戦役において、この冠を発見し、その力を使った作戦を立案したデーイッグ・スバトが盗賊に襲われ命を落とし、冠も奪われる。
・大陸戦争時、夢を持つ者を暴走させドロモを滅ぼす。発見はその後であったが、直後に所在が分からなくなる。
・偶然発見したこの冠を売りさばこうとしたヤンナ・ミーハタ抗争に巻き込まれ瀕死の重傷を負い、冠も無くす。


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