光明期

[コウミョウキ]

統一暦前にあったとされる光の時代。光が満ち溢れ夜がなかったとされる。
神話の時代以降、最も人が栄えていたとされる時代である。
数万年前に存在されたとされるがはっきりとした時代は不明。
魔の者の力がなんらかしらの影響を与えたという説もある。
晦冥期も含めてこの二つの時代を否定する説もある。

存在説と非存在説

この時代のことを記録したと思われる記録石の発見がこの時代が存在していた証拠として最も有力なものである。この記録石の中に「太陽が作られた」という記録があり、それこそが光明期のことであるというのが存在説の根拠である。
逆に記録石の内容が本当に正しいのかの検証が行えないこと、その記録石の記録がその当時のものだったのかを調べることができないこと。などが非存在説の根拠となっている。
それらとは別にこういった時代がなんらかの形で存在はしていたという説もある。ただし、光のみで夜の闇がなかったなどは繁栄していた世界を比喩的に表したものである。繁栄の規模自体もそれほどではなかったとする説である。

魔の者との関わり

記録石の中にこの時代が始まった直後に大勢の魔の者が現れたと記録されていたから魔の者の力によってもたらせたとする話もある。しかし、魔の者は光明期を終わらせるために現れたという説もあり、実際のかかわりに関しては不明な点が多い。

魔法が一度滅びた時代

カラツキが記した「黎明記」によるとこの時代、魔法がこの世から一度姿を消したとされる。