アウディーダの決闘
[アウディーダノケットウ]
統一暦1056年にアウディーダで行われたアクレ・ウィンドウとヒコ・アイデントの二人の決闘。大陸戦争における最後の戦いとなった。しかし、この戦いの結末がどうなったのかを知るものはいない。
なぜならこの戦いの最中に二人とも姿を消してしまったためである。
この決闘における勝者はいずれか。歴史学者による解釈は多岐にわたる。
アウディーダの決闘に至るまで
23体の魔の者が姿を消してから世界には急速に平和に向かうことになるが、同時にそのひずみも出始めていた。戦いに生きていたものたちがその後の世界の覇権を争いはじめたのだった。この戦いに巻き込まれたのがアクレとヒコだった。二人は魔の者との戦いの後、姿を隠していたが二人の名を掲げ、アクレ派とヒコ派に分裂した戦いが起こってしまう。
両派の戦いは激しさを増していく、その決着をつけるために両者は戦いを決めたとされる。
戦いの結末
この戦いはアクレ派、ヒコ派の多数の人間が目撃した中で行われたがその結末を見たものは誰もいなかった。二人の斬撃が3度重なった後、二人は光に包まれてその姿を消してしまったのである。
この戦いにより、戦いのむなしさを両派の兵は悟ったとされ、この後、大陸戦争は終結に向かうことになる。
この決闘の勝者がいずれか。
歴史学者による解釈は多岐にわたるが、解釈の多くはヒコを勝者としている。
その理由はヒコが大陸戦争全般において戦争の終結を求めていたのに対して、アクレはそもそも大陸戦争の発端となった王殺しの事件の首謀者であるためそう判断されている。
これに対して反対する意見も少なくはない。
アクレも結果としては平和を求めていたことや、二人を包み込んだ光はアクレが起こしたものだとするものもある。
関連年表
統一暦1056年:アウディーダの決闘。
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