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デストアーク

[デストアーク]

大陸戦争の時代に現れた終末神話を信奉する者たちの集団。23体の魔の者のひとり、記憶を持つ者が関わった事で一大勢力となる。

成立

統一暦990年頃に成立したといわれる。中心にいたのが、学者のヨフバ・フィーズである。ヨフバは研究の中で、大陸戦争が終末神話に語られている戦いに近いと感じるようになり、その考えを広めた。学者であるヨフバの理論だった説明に、それまでの終末神話を信奉する集団とは異なり、信憑性の高い考えだと思われたようである。
ただ、時間が経つに連れ、理論が飛躍していき、結局はそれまでの集団とあまり代わり映えのしないという評価をされ、一部の物好きが集まるだけの集団と思われるようになっていったという。
この当時、大陸戦争が激しくなる中で終末神話が流行りになりつつある時代であったともされ、それほど珍しい存在ではなかったようである。

予言者の出現

デストアークが一気に影響力を拡大したのは記憶を持つ者の存在であった。大陸戦争での復活後、目立った行動を起こしていなかったが、たびたび発した言葉が的中し、予言者として注目を集めてしまう。ヨフバはその予言に心酔するとデストアークの代表として記憶を持つ者を祀り上げてしまう。
この記憶の持つ者の予言により、デストアークは一気に影響力を拡大し、一大勢力となってしまう。この思想に危険を感じたのが、ヒコ・アイデントであった。ヒコは記憶を持つ者と対面し、事態の打開を図るが拒まれてしまう。しかし、記憶を持つ者のヒコの死の予言が外れた事で、記憶を持つ者は考えを改めるようになる。
記憶を持つ者はデストアークを解散しようと試みるが、ヨフバによって邪魔をされ命を落としてしまう事になる。これをきっかけとして、デストアークは急速に影響力を失ってしまう。一説では、自分が殺される事でデストアークを解散に追い込むという記憶を持つ者の策略だったといわれる事もある。

関連年表

統一暦990年頃:デストアーク、成立。


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