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ムデシ

[ムデシ]

ナン大陸にある小さな村。シンミココツの隣りに位置することから、シンミココツの村だと思われているが、厳密に言えば独立した村でどこの国に所属しているという事はない。

成立

歴史的には古く統一暦300年頃に誕生したといわれる。シンミココツが出来る際に、他部族との係わり合いを面倒がった者たちが集まって出来たとも言われる。
シンミココツが国として安定してくると、その一部になるべきだという議論があったが、それは強固に反対されたという。そのため、一部の者は村を離れてシンミココツへと移り住んでいくことになる。この流れは続いていて、村が大きくなりそうになると一定数以上の離脱者が出て、また小規模に戻ってくるという。また、小さくなりすぎるとシンミココツに嫌気を指した者たちが集まって村が元の大きさに戻るという事を繰り返していた。
こういった経緯もあり、ムデシはシンミココツの村だと思われる事が多いが、独立した村でどこの国に所属しているという事はない。ただし、シンミココツという国の特性もあり、シンミココツと関連が強い事は事実であった。

村を守った者

大陸戦争の際に、シンミココツへの侵略を目指していたジッテサトが、ムデシに目をつける。シンミココツは国の法で他国への侵略を認めていないために、ムデシを自分達の領土にすればシンミココツへの侵略を優位に進めることが出来ると考えたのだった。
そして、統一暦1047年、ジッテサトはムデシへの侵攻を始める。これに立ちふさがったのが、サミ・カイである。サミはムデシの出身者で村を離れていたが、村が戦乱に巻き込まれるという話を聞き駆けつけたのであった。
サミはたった一人で、幻獣である深紅の獅子の力を使い、命を賭して村を守ったとされる。その後、何度かムデシの攻略を試みているが、火がムデシを守ってくれたと言われている。サミの力か、サミの使役していた深紅の獅子が守ってくれたなどといわれている。
大陸戦争終結後、シンミココツはムデシからジッテサトとの関係の仲介を求められる。その交渉の結果、ムデシが中立で独立した村であることが認めれるようになると、ジッテサトからの侵略はなくなったという。

関連年表

統一暦300年頃:ムデシ、成立。
統一暦1047年:ムデシ、ジッテサトに侵略を受ける。


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