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深紅の獅子

[シンクノシシ]

幻獣の一種。燃え上がる炎の体を持つ獅子。
第一恒星ス・ネ・イエから来たという伝説を持つ。

炎の体

炎で出来た体を持つ獅子。通常は黄色から橙色のような淡い色の炎であるが、感情と共に変化し、名前のように深紅の色になるのは怒りの時で、眠っている時や死に瀕した時は、青白い炎になると言われている。
炎の色により、炎の特性も異なり、黄色から橙色のような淡い色の時には、周囲に影響をほとんど及ぼさず、深紅の時には周囲を全て燃え尽きさせるほどの熱量を持つ、青白い炎は回復力を向上させる力を持っている。

語られる伝説

その存在は古くから語られているが、発見された時期ははっきりとはしていない。いくつかの場所で、第一恒星ス・ネ・イエから来たという伝説を持っている。
伝説によれば、村を襲う魔物に困っていたある村人が、村を助けてくれるようにス・ネ・イエを拝んでいると、突然、ス・ネ・イエから赤い球体が落下してくる。村はずれの森にその球体は落ち、落ちたその周辺を一瞬で燃やして灰にしてしまう。慌ててそこに村人が駆けつけるとそこにいたのが深紅の獅子であった。
深紅の獅子は村人と視線を合わせると心に直接話しかけてきたという。自分がス・ネ・イエから、村人の願いを叶えるためにやって来たと語りかけると、一度大きく吠えてそのまま姿を消してしまう。
翌日、村の外で焼け焦げた魔物の死骸が発見される。村人達は素直に喜び、深紅の獅子に感謝したが、その姿を見せることはなかった。
以後、困ったときにはス・ネ・イエに祈ることで深紅の獅子が訪れるという伝説が残されるようになった。
多くの伝説では、このように人と深紅の獅子の良好な関係が語られているが、人が裏切り深紅の獅子を怒らせた話や、深紅の獅子こそが魔物であった話なども残されている。

幻の存在

幻獣の中でも珍しい稀有な存在である。そのため、召喚魔法で呼ばれる時にも、高度な部類に入る。魔法士であるサミ・カイが完全に従えたといわれている。

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