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ル・ミリ・スン

[ル・ミリ・スン]

統一暦496〜544年
魔を斬り、を斬ると言われる魔龍斬の継承者。

生い立ち

父親は最初の魔龍斬の使い手であったア・リト・スンであり、その子供として生を受ける。幼少の頃から父親と共に剣術の稽古に励んでいたという。
ア・リトは魔龍斬を使い手ではあったが、完全に使いこなしているわけではなかった。魔龍斬を使いこなすための修行に明け暮れてたという。ル・ミリはそんな父親の姿を見て、何故、父親がその剣を使いこなすことができないのか疑問に思っていたという。
10歳の頃に、ル・ミリはその疑問を解決したいと、父親に内緒で魔龍斬を持ち出した。いつも父親が稽古で挑んでいる岩に向かって剣を振り下ろすが、父親のように岩を二つに割ることは出来なかった。そこで初めてその剣の扱いの難しさを知った。それ以降、何度も父親に内緒でル・ミリは魔龍斬で岩に挑んだという。
結局、その岩を魔龍斬で砕けるようになったのは、18歳の時であり、その時にル・ミリは初めて、斬るための点を知ったという。

点を斬る

ル・ミリ曰く、人や魔物、あるいは様々な物には斬るための点が存在していて、それを見極めれば全てを斬ることができる。ただし、この点を斬るためには高速に剣を操ることが必要になるという。
18歳の時に初めてそのことに気がついたル・ミリは、その点を見極めるために過酷な修行を行うようになったという。
その修行の成果が認められ、統一暦519年、23歳でア・リトから魔龍斬を受け継ぐことになる。
それ以降も、変わらずに修行を続けたル・ミリであったが、その実力を測るために、各地を旅している。
旅の中で幾多も戦いを繰り返したが、ル・ミリとまともに立ち会えたのは僅かであったという。高速で正確に魔龍斬を操ったル・ミリは、たったひとつの傷しかつけずに相手を倒したと云われている。その活躍は後々まで語り継がれ、魔龍斬の伝説の使い手としてその名を残している。

関連年表

統一暦496年:ル・ミリ・スン、生誕。
統一暦519年:ル・ミリ・スン、魔龍斬を受け継ぐ。
統一暦544年:ル・ミリ・スン、死去。


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