ピン・シ・スク
[ピン・シ・スク]
統一暦980〜1056年道化師。大陸戦争において二十信徒の双子の竜使い、ダイナリ・ポイント、ルート・ポイントの手助けをしたことで知られる。
千乃紅龍が龍人となった姿といわれることもある。
生い立ち
ミリドーラ近辺で生まれたとされる。本人曰く、生まれた時から周囲を楽しませる才能を持っていたという。18歳の頃には、故郷を後に世界各地を巡っていた。その際に、自己の才能を開花させて、道化師として生きていくことにしたという。
旅の途中
大陸戦争の最中であった状況で、道化師としていくのはそれなりに大変だったようである。本人は自分は道化師であるから、苦労をしたことはないと言っているが、この大変な状況でふざけていると酷い目にあったことも少なくはないようである。実際には、戦乱を避けているだけではなく、大陸戦争との関わりも深かった。特に二十信徒である双子の竜使いダイナリとルートとは旅の途中で何度も出会い手助けをしている。二人の守護龍であった鉄鎖白龍が妙になついたことでも知られている。
戦闘に関わることは少なかったが、二人が進む道に関していくつも助言をしていて、ヒコ・アイデントと共に戦うことを助言したのも、ピンだといわれる。助言をする時にも、道化師としてふざけたようにいうのが特徴的で、ダイナリやルートは冗談なのか本気なのか区別がつかないときがあったようである。
代理の姿
鉄鎖白龍が妙になついたことや、ダイナリ、ルートの二人の前に現れたのが、千乃紅龍が二人の前から姿を消した直後であったことから、千乃紅龍が龍人になって現れた姿と言われることもある。道化師であることを誇りに思い、あまり素顔を見せなかったことや、助言の適切さや深い知識など、その生き方からは想像できない面を発揮したことなどもそういわれる要因であった。
そのため、比較的、素性がはっきりしている者に関わらず、歴史学者の中からは、千乃紅龍の生き方を知った者が作り出した架空の者であった可能性も指摘されている。
関連年表
統一暦980年:ピン・シ・スク、生誕。統一暦1056年:ピン・シ・スク、死去。
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved