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コキリ・ネーク

[コキリ・ネーク]

統一暦702〜735年
鳥系獣人チーアド族の戦士。
百年樹の復活を夢見て、姿を消したといわれるガマバドンを追っていたといわれている。

生い立ち

鳥系獣人チーアド族に生まれる。チーアド族は概ね3年程度で成人となるが、コキリは比較的早く2年程度で成人と呼ばれるまでに成長した。
成人したコキリは戦士として成長していくが、チーアド族としての自分に苛立ちを覚えるようになる。その理由の最大の者は、他の獣人や人と比べると短いチーアド族の寿命であった。獣人や人では、おおよそ50年から100年、長寿の獣人では数百年にも及ぶ寿命を持っていたが、チーアド族は15年から20年、長くても30年程度の寿命であった。その分、幼年期が短いなどの特徴もあったが、短い自分の運命を恐れるようになる。

長寿を求めて

そんなコキリが耳にしたのは、当時はすでに滅び去ったといわれていた百年樹の話である。滅びさってなお、百年樹は百年の長きに渡り生き続ける樹で、生まれ変わりのような種子を残すことから永遠を現すものとしての信仰を集めていたが、コキリもその話に興味を覚えた。同時に、百年樹を守る存在として、存在しながら、その力を得てしまったガマバドンの話も耳にしていた。ガマバドンがもし、存在し続けているならば、まだ百年樹の種子を身体に宿しているのではないかとコキリは考え、自らの考えを証明するために、ガマバドン探索の旅を始める。

探索の旅

ガマバドンを探査する旅を続ける中で、コキリは自分達の遠い祖先の中に、ガマバドンの力を受け継いだ者がいたのではないかと思われる証言をいくつか耳にする。
そして、チーアド族が他の獣人や人と比べて短い寿命を持つことの意味を知ったという。この話はコキリに十分過ぎる衝撃を与えている。
この事実を知り、コキリはガマバドン探索の旅をあきらめようと考えるが、その時にガマバドンを目撃したとされる。
その姿を見てしまったコキリは残りの生涯をガマバドン探索に傾けることを誓ったという。

関連年表

統一暦702年:コキリ・ネーク、生誕。
統一暦735年:コキリ・ネーク、死去。


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