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タチト

[タチト]

サリアリアス皇国の一都市。アイセンの独立と同時期に形式的には独立を果たすが、サリアリアス皇国に相手にされず、関係性も変わらなかった。アイセン攻防戦の後、アイセンと共に、衰退の道をたどる。

成立

統一暦700年頃、成立している。サリアリアス皇国の小さな田舎町であり、大した産業もなかった。
統一暦900年頃、近くにあるアイセンが大都市として栄えてくると、アイセンに住もうと思って住めなかった者たちが集まって少しずつ規模を拡大していき、すぐに地方の一都市ぐらいの規模まで拡大していくことになる。

変遷

ある程度の規模まで拡大してくると、独自の道をたどろうとする者たちが現れてくる。アイセンでは、日の目をみなかった者たちがその才能を発揮していったのである。その中でも後世まで名前が知られているのが、ギュラ工房である。利便性だけではなく、デザインも重要だと考えていた職人が多く集まったギュラ工房はアイセンではあまり受け入れられなかったが、タチトではたちまち人気のある工房となる。
統一暦950年頃、アイセンの独立に伴い、タチトでも独立の機運が高まり、サリアリアス皇国からの独立を果たす。しかし、もともとサリアリアス皇国に属してはいたが、田舎の町という認識しかされていなかったことやアイセンの独立の問題の方が遥かに大きな問題であったために、相手にされることは無く、そのため、形式的には独立を果たしたが関係性は変わらなかった。
独立を機会に多少、他の国との交易が盛んになったが、アイセンの規模に比べれば足元にも及ばず、住民達も自分達が独立したことを忘れてしまったかのようであった。
統一暦973年のアイセン攻防戦の後、アイセンが衰退の道をたどるようになると、タチトもその影響を逃れることは出来ずに、共に衰退の道をたどることになってしまう。

関連年表

統一暦700年頃:タチト、成立。
統一暦900年頃:タチト、栄える。
統一暦973年:アイセン攻防戦。以後、タチトはアイセンと共に衰退の道をたどる。


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