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深紫の眼

[フカムラサキノメ]

深紫色の瞳を持つ
贋龍の牙を継承した竜使いアック・イーマが使役していた龍。

紫の眼

深紫色の瞳を持つ龍で、その眼の色から名前が付けられた。紫の瞳は眠りをもたらす力を持ち、相手に向かってその力を発揮すると、相手を眠らせることが出来る。
幼い龍であったため、能力は全般的に発展途上であったが、能力が向上する速度は並外れたものがあった。そのため、最終的には翼龍となるのではないかと考えられていた。

兄弟のような関係

アックとの出会いは共に幼い頃である。深紫の眼、アックとも幼かったためか、警戒心を全く持っていなかった頃の出会いであることが両者の親密な関係を生んでいる。アックの両親はまるで兄弟のような関係であると語っている。
その後も、この関係は生涯変わらずに、アックが竜使いとして深紫の眼を使役する立場になっても互いを尊重し思いやるところは全く変わらなかったという。
この二人の絆が、アックを優秀な竜使いとして認められることになり、アックは贋龍の牙を継承することになる。
しかし、このことが後に悲劇的な事件に結びつくことになる。
統一暦324年、深紫の眼が突然、凶暴化し暴れだすという事件が発生する。これはアックによりどうにか収められる。この凶暴化の原因が贋龍の牙によるものだと分かると、アックは自分の未熟な能力を向上させるために、使えないかと考えるようになり、自分の体に贋龍の牙を埋め込んだ。しかし、力は暴走してしまう。
この自体を身を挺して止めたのが、深紫の眼であった。深紫の眼はアックの体内から贋龍の牙を取り出すことに成功するが、その時に受けた攻撃で命を落としてしまう。
正気に戻ったアックは激しく後悔し、深紫の眼を失ったことを後悔した日々を過ごすことになる。
なお、贋龍の牙はアックの手によって、深紫の眼ともども埋められたとされている。

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