ukariko Creation

ukariko Creationについて
ブログ
リンク
メルマガ

ヒニ・クウ

[ヒニ・クウ]

統一暦921年〜986年
ポストマーズソマーズ幻獣将軍一角獣の称号を持つ。

生い立ち

ソマーズの一般市民の子供として生まれるとされているが、両親については確かな記録が見つかっていない。ヒニ自身が幻獣将軍になったところで自身の権力を使って隠したとも言われている。
そのため、貧しい家の出であったのではないかと言われていたが、いくつかの物証から没落したソマーズの貴族アティレン家に関わりがあったのではないかと言われている。
兵士となった経緯も曖昧な点があるが、当時の幻獣将軍センフ・ガタドが推挙したとも言われている。
兵となったヒニは斥候部隊の一員としてなる。
斥候部隊の一兵としてのヒニは優秀ではあったが、独断専行であったために周囲、特に上役からは煙たがられていた。しかし、その能力は高く、ヒニの徹底した正論に表立って反論する者はいなかった。
統一暦942年、21歳の時に、バーズイタとの戦いにおいて命令に背いたことで査問会議にかけられたフェルト・アゼムを弁護し、そもそも作戦を立案したセンフが無能であったと主張する。
この件をきっかけに、ヒニとフェルトはセンフの副官となり、統一暦949年に幻獣将軍として認められることになる。

幻獣将軍として

幻獣将軍となったヒニであったが、それまでと変わらずに独断専行のままであった。そのため、気に入らないことはすぐに口を出していて、それはソマーズの国王ベシア・スファイアに対しても同じであった。そんなヒニをベシアは恐れていたため、ヒニに命令を出す時には、フェルトを介していたという逸話も残されている。
そんなヒニであったが、フェルトに対しての信頼感は高かったといわれている。フェルトの能力の高さだけを評価しているだけではないのではないかと思われている点、ベシアからの無理な要求に対して影で手を回すなど、があり、ヒニが想いを寄せていたのではないかと邪推する者もいる。
王殺しの事件の後、ポストマーズが混乱に巻き込まれていくとソマーズ、というより王であったベシアを見限り、自身の能力を高く評価してくれたトマーズに組する。しかし、トマーズでも国王シエフ・スファイアが自分が認めるほどの能力を持っていないことに落胆し、ソマーズを滅ぼすのに協力はしたが、その後は下野する。
その後に関しては、不明点が多いが、フェルトと共にバーズイタと戦ったという話やフーリメ大陸に渡ったという話も残されている。

関連年表

統一暦921年:ヒニ・クウ、生誕。
統一暦942年:ヒニ・クウ、フェルト・アゼムを弁護し、共にセンフ・ガタドの副官になる。
統一暦949年:ヒニ・クウ、幻獣将軍となる。
統一暦955年:ヒニ・クウ、王殺しの事件の後、トマーズへ。
統一暦986年:ヒニ・クウ、死去。


ukariko Creation Topへ
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved