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メテ・メ

[メテ・メ]

水に宿る精霊、液状の不定の体で水の力を持つ。生命の根源ともいわれる水に宿るため広く信仰されている。

特徴

水に宿る精霊、水その物のように液状の体で特定の体を持たない。
生命の根源とも言われる水に宿る精霊のため広く信仰されている。召喚魔法としては基本的な魔法として分類されており、呼び出すこと自体は難しいことではない。ただし、こちらの意志を完全に伝えることは難しく、完全に従わせるには高度な魔法の技術が必要となる。
火の精霊ファ・ファーンとは反する力を持つために相性は余り良くない。

不定の体

特定の体を持たない不定の体が本来の姿である。そのため、周りの環境に溶け込んでしまう場合もあり、水で出来た木という稀有な姿が目撃されたという例もある。
ある説ではこの不定の体が他の物質に溶け込むことで生命が生まれると言われることもある。
高度な能力を持つ魔法士の中にはメテ・メに特定の体を形成させて維持させるものもいる。自身の高度な能力を顕示するためや単に趣味でやる者などその動機はそれほど高尚な物でない場合が多い。
変わった例としてはダロウ・パグがいる。ダロウはメテ・メを火の精霊ファ・ファーンや風の精霊ピァ・ローの姿をかたどらせるなど一見すると意味があるのかないのかわからないことをやっていた。

心に反応する精霊

水という体内にある物に宿る精霊ということで、人の心に反応しやすい性質を持つ。
心に反応して起きた出来事としてはリースの泉の話が有名である。
リースの泉は覗き込むと覗き込んだ者の現在、過去、未来が見え、悩み事が解決するといわれ噂となる。その噂を聞きつけ多くの人が訪れるようになるが、ある日、突然、泉の水が膨張して破裂するという出来事が起こり、それ以来何も見えなくなってしまう。
後に調査で、リースの泉には大量のメテ・メが存在していたことがわかる。メテ・メは覗き込んだ人が望む姿を水に映していただけで、それを見た人が勝手にそれが自分の現在、過去、未来だと判断していただけであった。あまりに多くの人が泉に訪れた結果、その全ての心に反応しようとした、メテ・メは混乱し、膨張、破裂、消滅という結果になってしまった。


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