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シム・カルト

[シム・カルト]

統一暦1205年〜1270年?
暗殺集団ナイフブの中心人物で、双剣使いのシムと呼ばれていた。

生い立ち

暗殺集団の中心的人物であってその生い立ちの詳細は明らかにされていない。カラツキによる失われた戦いや、ナイフブに仕事を依頼したことのある者たちの話から総合して推測されるのみである。
その推測によれば、ミュアゼルムの出身であるといわれている。
幼少の頃はどこにでもいるような少年であった。活発であり、近所の子供達とよく集団で遊んでいたと言う。短気な性格でよく喧嘩をしていた。
この頃、一緒に遊んでいた者たちとの付き合いは後々まで続き、その中にはナイフブを構成する仲間が数名いたという。

ナイフブの結成

30歳ごろまでは、まともな仕事を転々としていたとされる。ただし、ひとつの仕事に長い間つくことはなかった。それは短気なことが災いしすぐに揉め事を起こすことが多かったためである。
この頃の話は各地に残っているがそれほど印象に残った人物ではなかったらしく、他人と思われる情報だったりと、情報の正確さには確信がもたれていない。
そして、ジャプラの小さな道具屋ナイフブで働きはじめるようになる。
しかし、ナイフブは程なくしてつぶれてしまう。更に店主が夜逃げをしてしまったために店に残された借金をシムが背負うことになってしまう。
これを救ったのがジャプラの領主ゼオ・ウィムンであった。ゼオはシムの借金を全て肩代わりした。しかも、それをシムに請求することは一切無かった。社会的に弱者であったシムを助けることは自分の使命だとゼオは信じていたのだった。
このシムの行動に恩義を感じたシムは、ゼオの役に立ちたいと思うようになる。
当時、ゼオはジャプラの有力者の一人にある弱みを握られていた。そのことを知ったシムは昔の仲間達とその有力者を事故に見せかけて殺害する計画を立て実行する。
この計画がうまくいったことがナイフブの結成のきっかけとなる。
暗殺を生業としていくことになったシムの元にかつての仲間と噂を聞きつけた者達が集まりナイフブを結成することになる。
なお、ゼオは一連のシムの行動に気がついており、背後で手助けをしていたようだった。後にこのことがジャプラウィムン事件が起きた遠因にもなっている。

双剣使い

双剣を持ち戦うことから、双剣使いの呼び名がある。両利きだったシフは子供の頃から、両手で物を器用に操っていたといい、その特性を活かした武器を使用していた。

ナイフブ以後

ジャプラウィムン事件以後、ナイフブが解体されるとその後の消息は途切れる。一説によると七界の魔女の取り巻きにシフに似た人物がいたと言われており、七界の魔女事件に関与したと言う話もあるが、詳細は不明である。


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