ukariko Creation

ukariko Creationについて
ブログ
リンク
メルマガ

アストインバーグ

[アストインバーグ]

サリアリアス皇国第五分家ゼジオリの流れを汲むミノオ・ナツカが初代皇帝として建国した国。世襲制ではなく実力によって時代の皇帝を選んで行くことでアストインバーグは拡大していく。しかし、第4代皇帝アカネ・ヤヨイの後を継ぐにふさわしい者が現れずそこから国は衰退の一途をたどってしまう。

成立

統一暦905年サリアリアス皇国第五分家ゼジオリの流れを汲むミノオ・ナツカが初代皇帝として建国。長い歴史を持っていたサリアリアス皇国では個人が持つ能力よりも家柄によってその人間の価値が決められるという風潮が蔓延していた。それは皇帝という国の中心の立場でも同じであった。
そのため第五分家の身分であったミノオは自身の能力が国の中で一番だと思っていても時代皇帝への道は果てしなく遠かった。
この現状を打破するためにミノオはアストインバーグを建国する。

拡大路線

ミノオは厳選した優れた仲間達と共に国を起こすと実力主義を持って国を大きくする。サリアリアス皇国は当初その存在を全く無視していた。しかし、その間に戦いで連戦連勝を繰り返したアストインバーグはサリアリアス皇国のおよそ2割に当たる部分を領土として手に入れることに成功する。そこまで来てようやくサリアリアス皇国は危機感を感じ、両者の戦いは激しさを増していく。しかし、アストインバーグの勢いは止まることが無く、およそ半分の領土を手に入れるまでに成長する。
しかし、ここでアストインバーグは一度目の転換期を迎える。皇帝であったミノオが自身の限界を悟り、2代目皇帝にレブリタ・シブワを指名する。この交代によってアストインバーグでは皇帝が世襲によって受け継がれていくことがないことを大々的に宣伝する結果になる。
この後、サリアリアス皇国、センドマカとの攻防、国力を蓄えるなどにより国としてのアストインバーグは確固たる物を築きつつあった。
そして、統一暦967年アカネが第4代皇帝となるとその勢いは加速度的に拡大の速度は増していった。
その勢いはアカネが死去するまで続き、世界にその名を轟かせるまでになっていった。

滅亡への道

ミノオが考えていた最も優れた人が皇帝になるという仕組みは唯一であり最大の欠点を持っていた。それは優れた人間がいなかった場合、皇帝にふさわしい人間がいなくなってしまうという者であり、その結果大して能力のない者同士が次の皇帝の座を巡って争うようになってしまうというものであった。アカネの後、その座を継ぐにふさわしい者が現れなかったため、アストインバーグに訪れたのは国の衰退であり、滅亡であった。


ukariko Creation Topへ
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved