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マビュウ・ジオ

[マビュウ・ジオ]

統一暦911〜988年
タチトにあったギュラ工房の3人の設立者のひとり。経営全般を担っていた。

生い立ち

マビュウはアイセンで商人の子供として生を受ける。親はマビュウに店を継がせたいと考えていたようである。その一環として幼い頃から鍛冶屋の手伝いをさせられていたという。マビュウの親は商品の良し悪しを見極めるためには、その商品に精通していなければならないと考えていたのだった。
そこでマビュウは物づくりの面白さを知る事になる。そして、親の思惑とは別に職人となることを望むようになる。

職人として

マビュウはそのまま職人となるべく修行を続けたが、すぐに自分の才能の限界を思い知る。と、同時に商売の才能があることに気がつく。腕がある職人がいれば、自分の好きな店を実現できるのではと考えたマビュウは、自分が希望するような者がいるかを探し始める。そして、ベアリ・コプタの事を耳にする。その当時のベアリは、働いていた工房がつぶれ、新しい工房に慣れずにいる状態であった。ベアリは現状を打破できる可能性を感じ、マビュウの提案に乗ることにする。そして、二人で話を進めていく中で、モカ・ドンサと知り合い、三人でギュラ工房を作ることになる。

失敗と成功

ギュラ工房の全般の構想は3人が考えることとして、店の中での具体的な役割はすんなりと決まり、マビュウは経営全般を任されることになった。その中でデザイン重視というギュラ工房の特色も打ち出せることにマビュウは満足していた。
しかし、目論見どおりにギュラ工房が成功することはなかった。マビュウは自分の経営によって失敗したと思って深く落ち込んだという。そして、タチトで再起を図った。
この際に、デザイン重視だけではなく、利便性にデザインを加えるという方針に変わったことで、ギュラ工房は成功する。これは、デザインを担当していたモカの提案が中心になった。最初は工房のことを考えて望まない提案をしているのではないかと考えていたマビュウは強く反対したが、モカの考えを聞き、その考えが間違っていることに気がついてその提案を支持するようになったという。
これ以降、多種多様な注文を受けることに成功し、ギュラ工房を安定した経営に結びつけたのはマビュウの力によるものであった。

関連年表

統一暦911年:マビュウ・ジオ、生誕。
統一暦988年:マビュウ・ジオ、死去。


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