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ゲツハ陣

[ゲツハジン]

魔力を遮断するための方陣。道具などにその形が応用されている。

魔力の遮断

元々は魔法士が魔力を断ち自分の肉体だけを鍛えるために考えられた方陣。魔力に頼らずに自分を鍛えたいと考えた魔法士が考え出したと言われ、古代王国の時代にその原形があったといわれている。
初期の頃には、陣の中心に魔力を遮断したい者、他の魔法士を9人取り囲むように配置し、魔力を遮断するための壁としたとされる。この壁により魔力が遮断されるという。
研究を進める内に、魔法士ではなく、集魔石を配置したり、魔力を遮断する力を持つ道具を配置するようになっていき、最終的には、魔力を遮断したい者ひとりだけで作れるようになっていった。
手軽にゲツハ陣が作れるようになると、肉体を鍛えるという当初の目的だけではなく、集中力を高めるために使われたり、魔力を底上げするために用いられることもあった。更に様々な形で応用されることになる。

応用例

方陣の中では有名なもので、多くの物にその力を応用されている。ゲツハ陣をひとりで作るための魔力を遮断する道具にもゲツハ陣の考え方が応用されている。
その他にも、呪いを遮断することが出来るヌガロスの冠もゲツハ陣の考え方を応用した一例である。
戦闘における陣形として使う例も多く、魔力を遮断し魔法による攻撃を防ぐために使われる。この場合は、道具よりも魔法士が実際に使われることが多かった。ただ、魔法の力を恐れていることを周囲に主張しているような格好になることから、勇敢さを自負する者はそれを使用することをあまり好まない。
臆病者として名前を残しているゴレッシブの王ハヒア・フトウは、常に魔法の力を恐れ、常にゲツハ陣の中にいるように生活をしていたといい。王宮の中の配置も、戦乱の中でも常にゲツハ陣をかたどるようにしていたという。

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