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ゴレッシブ

[ゴレッシブ]

アガースイヌ大陸の南西にあったといわれる小国。
魔法に関する研究が盛んに行われた国としても知られている。

成立

統一暦532年にクラトホ・フトウを王として建国された小国。魔法士であり、魔法の研究を重ねていたクラトホは国を作ることで様々な魔法の研究を更に進めることが出来ると考えていた。
ゴレッシブは周囲を山々に囲まれていたために、他国からの干渉をあまり受けないという地理的な優位点もあり、国を守るために軍を増やすことよりも、積極的に魔法の研究が行われていた。

他国からの脅威

統一暦570年頃になり、魔法の研究が進んでいくと、近隣の国から怪しげな実験を繰り返して、脅威になる国と思われるようになる。これに対してクラトホは他国に情報を与えることで、自分達の国が脅威でないことを主張し、友好関係を築いていったという。
デヒクラ・フトウが3代目の王となると勇猛なデヒクラは領土拡大を狙い隣国であるシャーシロゴブドウとの争いを繰り広げるようになる。この争いは結果的には上手くいくことなく、領土は拡大することなく他国との関係を悪化させたに過ぎなかった。
しかし、デヒクラが突然の死を迎え、4代目としてハヒア・フトウが王になると事態は一変する。臆病者であったハヒアは戦乱を好まず戦いをしなかった。あまりの臆病者ぶりに他国から相手にされることもなくなったといわれるほどである。結果的には、ハヒアが王となっていた時代が最も平穏な時代であったとされる。
5代目の王であるヌマアイ・フトウはハヒアとは全く正反対で勇敢な王であった。そのために他国からゴレッシブが低く見られていることに我慢が出来なかった。若く勇猛な王の姿にゴレッシブは共感し、他国への侵攻を後押しした。しかし、勇敢さだけでは小国のゴレッシブが勝つことは出来ず、統一暦652年、逆にシャーシロからの侵攻を受けて滅びさってしまうことになる。

関連年表

統一暦532年:ゴレッシブ、成立。
統一暦652年:ゴレッシブ、シャーシロにより滅ぼされる。


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