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ダウアイ

[ダウアイ]

洞窟などの暗闇に生息する魔物。身体の一部を発光させ、虫などをおびき寄せて食べる。暗闇でその姿を見ると、巨大な魔物の目に見られてしまう事もあるという。

弱い魔物

洞窟などの暗闇に生息する魔物で外部で見る事は稀である。両手大の大きさでそれほど大きく成長する事は無い。身体の一部を発光させて、それに誘われる虫などをおびき寄せて食料とする。闇を食べると言われるほど、暗闇の中に生息し、全く光の無い状態での感知能力が高い。
魔物とされてはいるが、直接的な攻撃を仕掛けてくる訳でもないので、被害を受ける事も実際には無い。間違って攻撃をしたり、その光に誘われて近づいても危険な事はほとんどない。子供であってもかすり傷を負うか負わない程度といわれるほどであり、魔物として扱われない事さえあるという。
ただし、稀にその光に誘われて他の魔物が近寄っている場合もあり、そのことだけは気をつける必要がある。

暗闇に浮かぶ目

洞窟の暗闇の中で見ると巨大な魔物の目として間違えられてしまう事もある。特に内部構造が明らかにされていない洞窟では、そういった例が何度かある。危険な洞窟として閉鎖され、後に調査をすると、巨大な魔物の姿形は無く、数体のダウアイがいただけという事もあったという。洞窟を探検する者に取っては、勇気を試す魔物という言い方をされる事もある。ただ、実際に巨大な魔物がいる場合も考慮しなくてはいけないために、探検家にとっては判断が難しい場合もある。そのため、恐怖の魔物と揶揄する事もあるという。
洞窟の外に生息する場合もたまにあるが、深い森の中など日が当たらない場所に限られている。森の中での目と間違えられた事もある。ツロイデスの龍退治として伝わるその話では、暗い夜の森の中で見かけたダウアイを見た者が、その姿を龍の目と見間違えた事で、竜使い魔法士を巻き込んだ大々的な事件となったと言われている。

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