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ゴミロ・シホウ

[ゴミロ・シホウ]

統一暦???〜???
狼系獣人ゾルフ族誕生に関わったといわれる者。

しがない盗人

狼系獣人のゾルフ族誕生にまつわる物語に登場する者であり、それ以外の記録には、その名前を見る事はない。生い立ちなどの詳細な記録はなく、しがない盗人と言われている。ただ、物語が受け継がれていくに従い、性格などが付加されていったといい。幼い頃から臆病であったが、見栄を張る性格で、その性格から真面目にひとつの仕事に就くことが出来ず、仕事を転々する。そして、最終的には落ちぶれて盗人となったという。しかし、ゴミロは盗人として成功するわけでもなく、しがない盗人という表現で言われることが多い。

聞きかじった噂話

そんなゴミロはレイテアスの呪術器の噂話を耳にする。その噂話の内容は、レイテアスの呪術器にまつわる悲劇的な話がほとんどであったが、断片的にしか話を聞かなかったゴミロはそれだけ噂になるのであれば高い値段で売れると考えるようになり、レイテアスの呪術器を盗む出す事を考えるようになる。
この時、レイテアスの呪術器は製作者であるクユフ・レイテアスの元にあった。クユフはレイテアスの呪術器を作った事を後悔して、誰の眼にも触れないように隠し持っていた。しかし、クユフはレイテアスの呪術器の悪い噂話が流れているのを知っていたため、それほど厳重に管理をしていたわけではなかった。その結果、大したことのない盗人であるゴミロにあっさりと盗まれてしまう。

恐怖心

ゴミロにしてみると、大金になるレイテアスの呪術器を手に入れた事で、それを取り戻すために追っ手が差し向けられると思い込んでいた。そのため、ほとぼりが醒めるまで、滅多に人の来ない、獣人の住処の近くに住む事にする。誰にも見つからないようにしていたゴミロであったが、その近くに住んでいた獣人ゾルフ・ルフに見つかってしまう。ゾルフは珍しく見かけた人の姿に、ちょっとしたいたずら心から驚かそうとする。
常に警戒して生活していたゴミロはその行為に驚いてしまう。そして、その恐怖心がレイテアスの呪術器を発動させてしまう。レイテアスの呪術器の力はゾルフに向けられ、獣人の力を封じ込める人化の呪いがかけられてしまう事になる。
この出来事がゾルフ族誕生の物語として語られている。

その後

この出来事の後のゴミロの行動も後に作られたものだと思われている。レイテアスの呪術器を売って大儲けしたとも、激しい後悔にさらされ、ゾルフ族のために尽力したとも言われている。
ゾルフ族誕生の物語自体が信憑性を問われていて、その物語の登場人物であるゴミロの存在にも同様に本当にいたのかに関しては疑問に思われることがある。

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