ukariko Creation

ukariko Creationについて
ブログ
リンク
メルマガ

カボ・シム

[カボ・シム]

統一暦974〜1017年
ゼノミトの腕輪を所持していた踊り手。ガワの謎解きによって死の真相が明らかになる。

生い立ち

世界の各地を回っていた旅一座の子供として生まれる。生まれた環境からか、幼い頃から歌や踊りといった芸能に関して厳しい指導を受けていたようである。ただ、あまり上手い方ではなかったようである。大陸戦争が激化していた時代であったため、旅一座の生活は楽ではなく貧しい生活を送っていたようである。その中で、両親を失ったカボは貧しい生活から脱出するために、一座の下から逃げ出す。カボは逃げる際に一座が旅の途中で手に入れた不思議な腕輪、後にゼノミトの腕輪と判明する、を持ち出したという。

神秘の踊り手

ゼノミトの腕輪を売り、そのお金で更に遠くに逃げると考えていたカボであったが、その前に好奇心に駆られ腕輪をしてしまう。そして、腕輪をする事で自身の踊りが急速に上達していった。ゼノミトの腕輪を全て同一の者が扱う事で同調したのではないかと考えられている。これにカボの才能と幼い頃から徹底的に鍛えられた事が組み合わされた結果として、カボは一躍神秘の踊り手として評価される事になる。
しかし、カボは有名になる事で、逃げた旅一座に追われる事を恐れ、小さな村を巡り、大陸戦争で無くなった者への鎮魂の踊りをするという名目で踊る事で生計を成り立てていた。カボの踊りは盛況でどこの村でも歓待を受けたという。

悲劇

そんなカボに悲劇が訪れる。統一暦1017年、小さな村ガワを訪れたカボは突如病に倒れ命を落としてしまう。それはあっけない最後だったと言われている。
しかし、これは後にガワの謎解きでその真相が明らかになる。カボは病で亡くなったのではなくゼノミトの腕輪が金になりそうだと考えた一部の村人によって命を奪われたのであった。カボの無念はゼノミトの腕輪に宿り、その結果、ガワの謎解きに至ったのではないかと言われている。

ゼノミトの腕輪の遷移

カボを語る上で欠かせないのが、ゼノミトの腕輪である。カボは旅一座から盗んだとされているが、その旅一座の詳細が不明なため、その旅の一座がどうやって手に入れたのかは明らかにされていない。ゼノミトの腕輪を歴史から隠すために結成されていた秘密の組織だったとも、興行の代金の一部として受け取ったとも、発掘したとも言われているが、真相はわかっていない。
また、カボの死後、ゼノミトの腕輪は行方が分からなくなっていて、ガワの謎解きにまつわる一連の出来事で世に出るまで、一体どこにあったのかも謎に包まれている。

関連年表

統一暦974年:カボ・シム、生誕。
統一暦1017年:カボ・シム、死去。


ukariko Creation Topへ
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved