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シーダラスメントの書

[シーダラスメントノショ]

洗礼の宝具のひとつ。書いた事柄を実現するための方法が示されるという。

実現する力

賢き王が所持していたといわれる洗礼の宝具のひとつ。元々はあらゆる物事が記述されている辞書であったとされている。記述量が多くなるにつれ、調べることが手間になったために、本自体が調べたい事についての情報を調べられるように知能を与えたという。
との戦いで使用されることもなく、神話の時代以後、比較的早い段階で発見されたと言われている。
何が影響したのかは定かではないが、神話の時代以後、この知能が発展することになる。本に書かれている知識をただ出すだけではなく、その知識を元に新しい知識を付加して情報を出すようになったという。最終的に、書いた事柄を実現するための方法を示す本になっていったという。

楽する道具

古代王国の時代、より高い望みを叶えるためにシーダラスメントの書は使われたという。特により高度な魔法を研究するための手がかりを探るためにずいぶんと役立っていたようである。若い魔法の研究者であったルチハズ・トヒはその熱心な態度にシーダラスメントの書を使った魔法の研究を許された。いくつかの実験で成果を得ることが出来たが、ルチハズは自分がしなければいけない雑用をメモをしようとして、誤ってシーダラスメントの書に記述してしまう。すると、簡単にそれを済ます方法が示された。これに味を占めたルチハズは自分のすることをすべて書くようになり、徐々に怠惰な生活をするようになった。この姿を見て怒ったのが、ルチハズの母親であるルズル・トヒである。
ルズルは息子を怠惰な状態から抜け出させるための方法を探そうとシーダラスメントの書に記述をする。そして、導かれた結論はシーダラスメントの書を燃やして使えなくしてしまうことだった。ルズルはシーダラスメントの書の本当の価値をあまり理解していなかったのでそれをすぐに実行してしまう。こうして、ある者の怠惰によって貴重な洗礼の宝具のひとつが失われてしまうことになる。

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